山科 - 大津京
撮影日は前日は雨、午前中も曇りがちだったのですが、午後になると雲は多かったのですが非常にクリアな空になりました。 皇子が丘公園の紅葉もまだ少し残っていたので、大俯瞰写真をとりたくて琵琶湖を遠望できる場所まで登ってみました。 マンションが林立してこのあたりの風景も随分変わってしまいましたが、湖面のヨットや三上山(近江富士)、遠く鈴鹿山系まで遠望できる写真が撮れました。
2007.11.23
小野 - 和邇
ここは和邇と小野のちょうど中間あたり、国道161号線のすぐ脇で、アングルを工夫すれば余計な人工物を隠して列車と比良山を撮影出来る場所です。
この貨物用のEF81も2014年の3月で湖西線の運用が激減し、いよいよ終焉の時が近付いてきたようです。
2014.3.11
和邇 - 蓬莱1
和邇駅を下りるとなんといってもバーンという感じで聳える比良山に圧倒されます。 ここは駅から近い場所ですが、このあたりだけ線路脇の道路に電柱が無く、京都方面行きの列車を比良山を背景に撮影できます。
自宅から電車で20分足らずでこの場所にたどり着けるのですが、特に雪を被った比良山の景色は何時見ても素晴らしいですね。
2009.2.22
和邇 - 蓬莱2
湖西線も堅田を過ぎると比良山が左手にそびえ、右手に琵琶湖が広がってきます。 比良山の峨峨とした雰囲気はこの線路の琵琶湖の方からカメラを構えたほうが良いのですが、残念ながら数年前に道路が出来たときに高い電柱が並び立ってしまいました。
この場所は和邇駅を降りて湖西線沿いに出来た上記の道を北に10分ほど、信号を左折して湖西線の山側に出た場所から写しています。
2005.9.24
和邇 - 蓬莱3
和邇-蓬莱2の写真よりさらに少し蓬莱に向かって歩いたあたりからの撮影で、東南の方角を向いての撮影です。 新しいレンズの「試し撮り」を兼ねて出かけました。
多少強引ですが、ススキも入って晩秋の雰囲気を感じ取って頂ければ嬉しいです。
2008.12.20
蓬莱 - 志賀1
志賀駅と蓬莱駅の間に、湖西線越しに琵琶湖が遠望できる場所が残っています。近いこともあってよく訪問する場所ですが、今回は夕方の日本海を狙ってみました。 日本海がこの場所を通過するのは18:45頃なので、初夏~夏の間しかシャッターチャンスはありません。
この日は夕方から雲が出て、夕焼け空にはならなかったのですが、良い具合に雲に濃淡が出来たのと、三上山の後ろ側にも山並みが綺麗に見えています。 方向幕の蛍光灯も明るく映って、薄暮の雰囲気が出ているでしょうか。
2010.7.18
蓬莱 - 志賀2
2011年は雪のお正月で、流石に元日は人並みに初詣などで過ごしましたが、お天気の良かった3日目いつものこの場所に出掛けました。ご覧のようにこの日は快晴で、伊吹山(左手の冠雪した山)まで見渡せました。何度もここには来ていますがこんなことは珍しいと思います。
683系の4000番台の正面デザインはイマイチではありますが、やはり艶やかな新車は綺麗ですね。
2011.1.3
蓬莱 - 志賀3
蓬莱-志賀2の琵琶湖を背景にした場所に行く途中、「あれは桜かなあ」と思った場所をメモしていたので次の年の春に行ってみたら、写真のとおりの見事な桜でした。 有名な?場所なのか他にもご同輩がおられました。
駅からは5分程、近くには公園やトイレ、駐車場まである便利な場所です。
2008.4.12
蓬莱 - 志賀4
蓬莱-志賀2の場所とほぼ同じ地点からの撮影ですが、これは湖西線開業40周年記念の「記念号」です。 40周年記念のこの日、自宅の大津付近は雨でどうなることかと思いましたが、こちらはご覧の様に晴れて綺麗な琵琶湖を背景にすることができました。
個人的にはやはり湖西線の立役者であるEF81あたりに引っ張って欲しかった気もしますが、いずれにせよ機関車牽引のこの列車の注目度は高く、写真にはもちろん写っていないのですが、この日の撮影者はざっと100人程度と、ちょっとびっくりするような賑わいでした。
2014.7.20
蓬莱 - 志賀5
蓬莱-志賀3の写真は湖側からの撮影ですが、これは線路を潜って反対側から湖を見て撮影したものです。
ところで、この下り貨物列車を撮影したのは15時少し過ぎだったのですが、この時間、手許の貨物時刻表を見ても臨時列車のスジも何も書かれていません。湖西線の列車も普段はサンダーバードと通勤電車ばかりになったので、こういうハプニングは大歓迎です。
2015.4.4
蓬莱 - 志賀6
2015年の末にこの区間の山側に2016年中にも防風柵を設置するという新聞報道がありました。 比良山麓では比良八荒と呼ばれる冬場の強風があり、湖西線でもしばしば運休や遅延の被害がある為その対策ということで、既に設置されている比良〜近江舞子などと同様に高さ2m程の防風柵が設置されるそうです。
湖西線は車窓の風景は良いのですが、意外と琵琶湖を背景にした撮影場所が少なく、この場所は貴重でかつお気に入りだったので非常に残念ですが、安全の為ですから仕方ありません。
せいぜい撮影できるうちに・・・ということで、いつもは脇役の223系にも登場してもらうことにしました。
2016.2.11
近江舞子 - 北小松
北小松下車の定番撮影地というと、鵜川ということになりそうですが、江若鉄道の跡地を鵜川とは反対の近江舞子方面に少し歩いたところに樹下神社というのがあり、その南西側に僅かですが水田が残っている場所があります。
比良から近江舞子にかけては防風柵が設置されたのと、田畑も周囲が獣害防止の金網で囲われたりで、本当に列車写真が撮りにくくなりましたが、ここの柵は幸いネット製の背の低いものだったので、色づいた稲穂の中を往くEF510を撮影することが出来ました。
2015.8.27
北小松 - 近江高島1
湖西線鵜川です。生憎この日は晴天と言うものの霞んだ空模様で、琵琶湖と空の区別がつかない写真になってしまいました。 ただ、棚田の方はちょうどいい塩梅で、あまり目障りな構造物も入らず撮影できました。
今回は北小松から歩いてみましたが、ざっと30分ぐらい、歩道も完備していますのでそれ程大変ではありません。 そこらに車を止めると農作業の邪魔にもなりますので、健康増進を兼ねて歩いて訪れるのも悪くありません。
2010.6.4
北小松 - 近江高島2
湖西線では有名な鵜川という場所で、近江高島と北小松のちょうど真ん中あたり、徒歩ではちょっとアクセスし難い場所で、今回は高島駅レンタサイクルのお世話になりました。(この辺りの詳細は撮り鉄ブログ参照下さい)
撮影日は山側は雲に覆われて時折にわか雨といった状況でしたが、琵琶湖の上は概ね青空で、ご覧のように竹生島を望む写真の撮影ができました。
2009.8.11
北小松 - 近江高島3
高島駅の南500m程にある乙女が池はその昔は香取の海と呼ばれた琵琶湖の入り江だったそうです。 この池に架かっている木橋は、ちょうど今年の秋から始まったNHK朝の連続TVドラマ「ごちそうさん」のロケ地になっているせいか、この日は随分多くの人で賑わっていました。
運良く湘南色の113系のがやってきましたが、このカラーが見られるのもあと僅かとなりそうです。
2013.10.15
北小松 - 近江高島4
高島にある乙女が池のほとりにはかつて大溝城という城があり、今も天守台の石垣が残っています。 秋らしい風景と思ってうろうろしていたらいい具合に柿の木があったので、大溝城の石垣のあたりから湖西線を遠望してみました。 手前の青々とした稲穂は8月末頃に刈り取りをした切り株が自然に育ったもので、もちろん食用にはならないのですが大した生命力です。
北小松 - 近江高島3の写真から3年経過していますが、1編成だけ生き残った湘南色の113系がやってきました。
2016.10.14
北小松 - 近江高島5
ススキは日本の秋の風景に欠かせない植物ですが、最近は黄色いセイタカアワダチソウが増えて、なかなかススキだけの景色は見られなくなりました。 特に休耕地などがあの黄色い花に埋め尽くされていて悲しくなります。
北小松 - 近江高島4の写真と同日の撮影で、撮影場所としてはいささか安易ですが、高島駅の南にある江若鉄道の廃線跡からススキの咲いた湖西線の築堤を見上げて撮影たものです。
2016.10.14
北小松 - 近江高島6
画面右端に遠望できるのは伊吹山、その手前に小の字の様に湖面に浮かぶのは湖の中にある白鬚神社の鳥居です。撮影場所は北小松 - 鵜川2の写真の右手方向、弓状になった湖岸からの撮影で、うまい具合に湖面の先に湖西線の列車を捉えることができます。 2018年に一度訪問した時は生憎の曇り空でしたが今回は梅雨明けの夏空で、サンダーバードの白と良いコントラストになりました。
湖に面しているのは殆ど私有地なので湖岸へのアクセスに迷いましたが、国道に面した白鬚神社御旅所の横の細道を辿ると湖岸に出られました。
2022.6.30
北小松 - 近江高島7
北小松-近江高島3の写真と反対に、琵琶湖側から乙女ヶ池越しに湖西線を撮影したものです。
10月下旬に一度訪問した時には紅葉が始まったばかリだったので、2週間ほど経って再訪したらご覧の様に大分紅葉が進んでいました。 ただ、このあたりは北から冷たい高気圧が張り出してくると天気が崩れやすく、この日もしばらく晴れ間を待っていたのですが、もともと午前中の比較的早い時間しか列車に陽があたらない場所でもあり、この写真が一番マシ…という結果になりました。
2022.11.15
北小松 - 近江高島8
高島駅の南側、乙女が池と湖西線の間には旧江若鉄道の廃線跡の築堤がきれいに残っています。(写真中央下に写っている砂利道)この築堤跡のすぐ下には細い舗装路があり、北小松-近江高島5とは少し場所を変えて築堤の土手に生えたススキと湖西線を撮影してみました。
2024.11.13
安曇川 - 新旭1
ここは湖西最大の琵琶湖への流入河川である安曇川の橋梁で、安曇川と新旭のちょうど真ん中あたりです。 100m程下流にある県道(旧国道161号線)の側歩道橋から県道越しに撮影しています。
車窓からは安曇川の清流が眺められて良い場所ですが、ブログにも書いたように鉄道橋と撮影している歩道の間に車道があって、運を天に任せた撮影でした。 幸い余計なものも写りこまず、かつ薄日もさしてまずまずのショットになりました。
2010.10.17
安曇川 - 新旭2
安曇川-新旭1の場所とほぼ同一ですが、旧国道の橋の袂近くで撮影しています。 前日の雪が残っていますが流石に3月ともなると気温も高く、道路の上の雪は日陰や歩道を除いては殆ど融けていましたが、河原にはまだ雪があって、早春の雰囲気の感じられる風景でした。
2014.3.11
安曇川 - 新旭3
安曇川-新旭1、2はいずれも下流側から上流側を見ていますが、これは常安橋という古い橋の南詰から河原に下りて上流側から見たものです。
撮影日は猛暑で、あと2時間もすれば車側に陽が当たったのですがとてもそんな元気は無く、それでも半シルエットのようなこの写真も結構気に入ったので掲載しました。 川の中には二人、鮎釣りのおじさんも写っています。
2019.8.2
新旭 - 近江今津
江若鉄道の廃線跡を辿っていた時に見つけた近江今津から新旭方向に1km程の場所で、ここからは水田越しに函館山を背景に走る湖西線が撮影できます。 因みにこの辺りの江若鉄道廃線跡は湖西線築堤に埋もれてしまっています。 この年は連休明けに四国に出かけたりしたのでいささか水鏡の時期を逸してしまいましたが、なんとか山影が水面に映っています。
数少ない貨物列車を撮影しようと早起きして向かったのですが、白いサンダーバードの方が写真写りが良くて、作例はこちらを選びました。
2018.5.26
近江今津 - 近江中庄1
近江中庄から近江今津方向に1km程行ったところに貫川内湖(ぬけがわないこ)があります。 内湖というのは琵琶湖の周囲にある琵琶湖と繋がった小さな湖のことで、琵琶湖の特徴的な景観の一つでもあります。
貫川内湖は南北二つに分かれており、こちらは南湖の方。 結構多くの魚が生息しているようで、列車待ちの間も魚が跳ねるのを何回か見ましたし、何人もの釣り人が糸を垂れていました。
2022.6.28
近江今津 - 近江中庄2
こちらは貫川内湖のうち北湖畔から撮影したもので、この日は朝3本ある湖西線上り貨物のうち2本がオリジナルカラーの赤、最後の1本は元北斗星やカシオペアを牽引していたブルーの500番台とバリエーションを楽しめました。
湖西線も強風対策で和邇辺りから北はほぼ全線防風璧が設置されてしまいましたが、幸いこの辺りは風が強くないのか未設置で、いまや残り少ない防風璧に悩まされない湖西線の撮影ポイントと言えそうです。
2022.6.28
近江今津 - 近江中庄3
国道161号線湖北バイパスの深清水ランプ付近は湖西線の通る水田地帯より標高が40~50m程高く、またこの区間の湖西線には防風璧が設置されていないので、やや遠方にはなりますが列車と琵琶湖、天候が良ければ竹生島や対岸の伊吹山を組み合わせて撮影することが出来ます。湖北バイパスは自動車専用道ではないので自転車や徒歩での通行も法令上は問題なさそうですが、本線は大型車の走行も多いため、通行量の少ない南行ランプ上り坂の途中で撮影しました。
この日は秋晴れで背景の伊吹山は少し霞んではいますが、両端流線形の681系の綺麗な編成と竹生島を上手く捉えることができました。
2023.11.8
近江今津 - 近江中庄4
上の近江今津ー近江中庄1、2を撮影した貫川内湖のすぐ北側から近江中庄駅方向を撮影したものです。このあたりはほぼ直線で目障りな防風壁も設置されていないので、12両編成の特急が綺麗に収まります。
撮影日の3日程前に滋賀県北部中心に降雪があり、積雪を期待して北に向かったところ、高島市南部では殆ど雪が残っていなかったものの、今津あたりまで来ると山野や日陰に雪が目立つようになり、あたり一面の雪野原・・・とまではいきませんでしたが雪景色の中を走る列車を撮影できました。尤ももっと雪が積もると撮影そのものも大変なので、何事も程々がよさそうです。
2024.1.30
近江中庄 - マキノ1
今津以北の湖西線は、広々とした水田に囲まれて実に伸び伸び走っている印象があります。
9月になって一面の黄金色の稲穂の中、485系の特急雷鳥は独特なモーター音を響かせて、全速力で駆け抜けていきました。
2009.9.5
近江中庄 - マキノ2
9月の快晴の一日、湖北の赤坂山という場所からの撮影です。 あれもこれもと欲張らないのが上手な写真の鉄則というのが教科書に書いてありますが、こんなに美しい風景の中を走っている列車を見ると、何も捨てられなくて上の写真になりました。 優柔不断です。
いつも撮影の時は基本的に電車+徒歩(たまにレンタサイクル)なのですが、流石にこの場所は車でないと困難です。 ビラデスト今津というアウトドア施設に行く途中で、御誂え向きに東屋とちょっとた駐車スペースもあって景色を見ながらのんびりと撮影が出来ます。
2014.9.14
マキノ - 永原1
マキノ駅前でレンタサイクルを借りて国道161号線を追坂峠の方向に上っていくと、息が切れた頃ににこの場所に辿りつけます。 私は何も知らないで撮影に行ったのですが、何故かカメラの行列。 聞くとボンネットの「ふるさと雷鳥」の運行日とのことでした。
こうして写真を撮るファンには嬉しいボンネット型ですが、サンダーバードと同じ値段の特急券を買ってこの電車に乗るお客さんのことを考えるとちょっと複雑です。
2006.5.3
マキノ - 永原2
マキノ - 永原1の写真より少しマキノ駅側、清水の桜(しょうずのさくら)の近くからの撮影です。 しばらく行かないうちにこの辺りの農地は休耕田の増加、獣害防止の柵の設置と、線路の傍に近づくのが難しくなりました。 また、国道沿いの桜も大きくなって、桜の季節はそれもまた良しでしょうが、俯瞰の撮影ポイントという意味では制限が多くなりました。
トワイライトの運行も2015年3月までですし、こういった撮影ポイント側の制限も増加するし、事情が事情だけにどうしようもないのですが、鉄道ファンにはなかなか辛いですね。
2014.10.24