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安堂 - 河内国分



大阪線の安堂と河内国分の間、大和川左岸の堤防付近からの撮影で、線路向こう側に並行する道路橋を上手く隠すことが出来ました。 大和川橋梁は上路ガーターなので台車付近に手すりが少し被るものの、6連であれば余裕で編成のサイドビューが収まります。 この日はお天気に恵まれて、ひのとりの深みのあるメタリック塗装も綺麗です。

2021.9.23

大和朝倉 - 長谷寺1



大和朝倉から名古屋に向かう電車は初瀬川や165号線を車窓左側に見ながら榛原に向かって登り勾配を駆け上がります。 景色は良いのですが光の具合から言うと、順光での撮影ポジションを見つけるのが難しい場所です。
この写真は大和朝倉駅から旧初瀬街道を20分程長谷寺方向に歩いた場所で撮影。 光線の加減であまりクリアな写真ではありませんが、新緑の春らしい写真が撮れました。

2007.5.3

大和朝倉 - 長谷寺2



大和朝倉駅と長谷寺駅は3.7kmの駅間距離で90m以上も標高差があり、電車は平均25パーミルの勾配を駆け上がります。 
この日は偶然にもビスタカー登場以前の旧特急色リバイバルカラーの五十鈴川行き5200系急行がやってきました。 旧型特急車のような甲高いモーター音とまではいきませんが、車窓左手の初瀬谷の棚田や杉木立の風景を見ながら、フルノッチの力走です。
撮影場所は朝倉6号踏切。 途中多少坂道の上り下りがありますが、駅から800m程の場所です。 

2016.5.1

長谷寺 - 榛原1



長谷寺から榛原に向かっては近鉄撮影のハイライトともいえる場所ですが、徒歩での撮影の場合は165号線沿いを歩くしかないところが多く、交通量も多い上に歩道も十分整備されていないのでまずは自動車に気をつけなければいけません。 
さらに撮影場所になる線路の山側、即ち南側は殆ど休耕の荒地になっており人気も無いので野犬などに注意してラジオでも鳴らしておいた方がいいかも知れません。 出来ればお仲間との撮影行をお勧めします。

2005.11.23

長谷寺 - 榛原2



長谷寺 - 榛原1の写真の国道を挟んで反対斜面からの撮影で、正面線路の向こう側の木の生えていない部分が昔は棚田だった長谷寺 - 榛原1の撮影地です。 幸い、線路の手前は殆ど休耕地も無く今も棚田として使われていますが、国道レベルからだとどうしても見上げる形になり、おまけに築堤斜面が草茫々なので、出来るだけ高い位置からと思って集落の上の方まで上がってみました。 
基本的に夏の夕方以外は逆光ですが、この日は空気が澄んでいたので綺麗に黄金色の稲穂を撮影出来ました。

2015.8.27

長谷寺 - 榛原3



最近は休耕田が多く、ましてや手のかかる棚田は少なくなりました。 棚田越しの近鉄を撮影したくて列車から探して見つけたのがこの場所で、長谷寺から榛原に向かうトンネルの手前南側、宇陀市榛原区柳という地名です。 流石に榛原からも長谷寺からも遠く、榛原から大宇陀行きのバスに乗り、篠楽(しのらく)というバス停から徒歩30分ぐらいの場所です。 
ここも画面右中央の棚田は荒地になっていましたが、手前側は見事な棚田がさらに高い場所まで繋がり、黄金色の稲穂が広がっていました。

2008.8.27

長谷寺 - 榛原4



長谷寺駅の下り(榛原方面)ホームの端で榛原方面から駆け下りてくる列車を撮影したものです。 ご覧の様にここには上下線間のの渡り線や、今は使われていない下りホームへの引き込み線があり、それも割とちゃんとした?レールで出来ているのですが、長谷寺折返しの列車というのは臨時を含めて聞いたことが無いので、非常時専用という事なのでしょうか。
ひのとり登場で格下げになったアーバンライナーNEXTですが、ノンストップ特急が全てひのとりになった今、またちょっと被写体としての希少価値が出てきたように思います。

2022.10.26

榛原 - 室生口大野



室生口大野の駅の榛原寄りに桜の大木があって、この年は満開の時期に撮影することが出来ました。 満開の桜の下では地元の方がちょうどお花見の最中でした。
遠くに見えるガードレールの或る場所にも息を切らして上ってみたのですが、春霞であまり鮮明に撮影できなかったのと、駅直近には変電所があって架線柱が非常に多く、この桜の大木を入れた俯瞰撮影はちょっと難しかったです。

2009.4.8

室生口大野 - 三本松1



大阪線ではハセハイ、即ち長谷寺-榛原間が最も有名な撮影地だったのですが、この区間は他の写真のキャプションにも記載した様に以前は棚田だった場所が荒地に変わってしまったりして、棚田ごしに電車を撮影できる良いスポットが見つけにくくなりました。
左の写真はハセハイよりもう少し三重より、三本松駅から室生口大野に向かってこれも20分程度歩いた場所。 午後になると棚田と近鉄の組み合わせといった写真が順光で撮影できます。

2007.5.3

室生口大野 - 三本松2



室生口大野-三本松1の写真を撮った場所の近くです。 画面中央にいる子供たちは田圃の中におたまじゃくしを見つけたようです。
もう少し空がクリアであれば申し分なかったのですが、田植え時期の棚田越しに大好きなULの写真が撮れました。

2007.5.3

室生口大野 - 三本松3



室生口大野-三本松2の写真の反対側からの撮影です。 ここも築堤部分に獣害対策の柵が出来てしまったので、橋梁部分だけを狙わざるを得なくなりました。 ただ、6両編成だとうまく編成が収まってくれます。
昔の写真に較べるとカメラの解像度も上がっているのか、秋晴れの中をとてもクリアな写真が撮れました。

2022.10.26

室生口大野 - 三本松4



室生口大野-三本松1の写真とほぼ同じ場所からの撮影で、室生口大野-三本松3の写真の落葉樹の紅葉を期待して撮影したものですが、日付をご覧頂けば分かるように少し遅すぎたようです。 右手遠方にテーブル状に見えているのは青山高原で、この写真では少し分かりにくいですがこの日は林立する風力発電の設備が良く見えました。
この橋梁は午後2時を過ぎると列車の左側側面にも日が当たるのですが、ひのとりはダークレッドでかつ反射率の高い塗装なので、少し暗くなってしまいました。

2023.12.04

三本松 - 赤目口1



近鉄大阪線は三本松と赤目口の間で宇陀川を3回渡りますが、最も三本松駅に近い鉄橋に行く途中で見つけたのがこの場所です。 三本松や赤目口の付近は何度も行っていますが、季節、場所を変えて歩けば撮影スポットの発見はいろいろあるようで、この場所は春先にもぜひ再訪したいと思っています。
また、このあたりは稀にですが特急の離合が見られるので、運がよければツーショットの撮影も可能です。

2009.11.23

三本松 - 赤目口2



赤目口から20分程三本松に向かって歩いたところにある、同駅に最も近い宇陀川の鉄橋がここです。
ULが走っている鉄橋の北東側にカメラを構えていた細い橋があるのですが、欄干が低い上に、幅が2m程しかないのに車が時折走るので、三脚はちょっと使えません。 まずは橋から落ちないように注意が必要です。

2005.5.4

三本松 - 赤目口3



大阪方面から赤目口駅に進入するとき駅直前で短い鉄橋を渡りますが、これは赤目四十八滝から流れてくる滝川というに川で、この先、宇陀川、名張川と名前が変わり、木津川から淀川になって大阪湾に注いでいます。
この川の線路北西の堤にちょっとした桜並木があって、春には美しい姿を見せてくれます。 生憎このあたりの大阪線は伊勢方面に向かって南西から北東方向で、光線の具合はイマイチですが、ちょうど満開の時期に運よく撮影することが出来ました。

2014.4.7

三本松 - 赤目口4



大阪線赤目口の付近では、名張盆地西端の山並みを背景に田園風景の中をほぼ一直線に走り抜ける列車の撮影が可能ですが、この日は1本目赤、2本目黄色とうまいぐあい色違いの伊勢志摩ライナーが撮影出来たので、3本目で流し撮りを試してみました。 「しまかぜ」も悪くはないですが、アーバンライナーや伊勢志摩ライナーのサイドの方がスピード感では一枚上といった感じがしますね。

2015.6.29

三本松 - 赤目口5



三本松-赤目口3の撮影場所からほんの20m程下流側で、2020年3月から走り始めた「ひのとり」を狙ってみました。
この付近の滝川は50m程下流に堰があるので池の様になっていて、祈りが通じたのか、ちょうど「ひのとり」が通過する頃にぴったり風が止んで、鏡の様になった水面に列車と満開の桜が映り込んでくれました。

2020.4.3

三本松 - 赤目口6



三本松-赤目口4の撮影場所とほぼ同じですが、オーソドックスにひのとりを撮影してみました。 線路脇の雑草をもう少し刈って欲しいとは思いますが、取り敢えず先頭車の足廻りは確保といったところです。 最近は赤目口付近の写真ばかりが多いのですが、大阪線のこの付近も動物の侵入防止柵(?)の設置とか、田圃が休耕になって荒れ地になってしまったとか、次第に、特に歩いて行ける撮影場所が限られてきているという現実があります。
赤目口の付近は線路近くの水田はほぼ健在で、ご覧の様にすっかり色づいた田圃の隣では稲刈りが始まっていました。

2020.9.8

三本松 - 赤目口7



三本松-赤目口6の撮影場所から背景の山の方を見ると山に向かって棚田が開けているように見える場所があり、そちらからだと逆に俯瞰撮影が出来そうに思えたので行ってみました。 宇陀川の北側、錦生という地区で、道すがら保育所や旧小学校跡らしい郷土資料館などがありました。 国道165号線を渡って宝泉寺というお寺の横の急坂を上った先、見晴らしの良くなる辺りでの撮影です。 棚田の方は最近休耕になったようで、あと何年かするとすっかり自然に帰ってしまうかもしれません。 (この沿線ではそういう場所は沢山あります)
小さなサイズの写真では電車にあまり主役感がありませんが、列車は黄金色に色づいた名張盆地を抜けて、室生・榛原への峠に向かいます。

2020.9.8

三本松 - 赤目口8



近年、近鉄大阪線の山岳区間線路には獣害防止のフェンスが設置されている箇所が増え、撮影の障害にならない場所を探すのが難しくなりました。 ここは三本松と赤目口のちょうど中間あたりの宇陀川を渡る橋梁で、目にも鮮やかな新緑と清流を背景に大阪線の列車をすっきり撮影できる筈だったのですが、ちょうど橋梁の補修工事をしていたようで、少し目障りなブルーのネットや黄色の手すりが入ってしまいました。 
駅からの徒歩移動時間は三本松からでも赤目口からでも大差無さそうですが、三本松からだと歩道も無く交通量のある国道165号線を歩くことになる一方で、赤目口からだと国道を歩くことも殆ど無く、のどかな田園風景や旧初瀬街道をのんびり歩く頃合いのウォーキングコースになり、個人的には後者がお勧めです。

2022.5.3

赤目口 - 名張



赤目口での撮影は殆ど駅の三本松側ばかりなので、今回は名張側に行ってみました。 稲刈りに間に合いますように・・・という気持ちで出掛けたのですが、駅のこちら側は既に刈り取られた田圃が多く、長屋池という溜池の土手の上から何とか黄金色の稲穂を取り入れて撮影した一枚です。 ただ、このあたりも昨今は柵で囲まれた田圃が多く、柵に雑草が絡んで足回りが隠れてしまう場所が多くなったのは残念です。
ところで「ひのとり」は魅力的な車両なのですが、特に曇天下では臙脂色が少し渋過ぎて、こんな日は白いアーバンライナーの方が見栄えがするようです。

2021.9.13

美旗 - 伊賀神戸



美旗駅を出て初瀬街道の踏切を過ぎると、列車は伊賀神戸駅に向かって切通の中を下っていきます。 江戸時代に新田として開墾されたこのあたりも今は休耕田が増えて、線路に近づく事すらままならないような状態ですが、駅北東1km程の「みはた虹の丘保育園」の傍に、新田水路が線路を超えている橋があり、歩道になっている水路の蓋部分からフェンス越しに列車を撮影ですることができます。
フェンスは180cmぐらいの高さがあるので、両手でカメラを持ちあげ、ライブビューを使って撮影しましたが、脚立やバリアングルの液晶モニターがあると便利ですね。

2016.5.1

青山町 - 伊賀上津



幸いなことに赤目口の近辺や、この青山町あたりは美しい水田が残っていて、ご覧のように伸び伸びした風景の中を快走する電車の写真を撮影することが出来ます。
またスルット関西の3dayカードの最東端の駅が青山町というのも私鉄ファンには嬉しい限りです。 この美しい風景がいつまでも残ることを祈るばかりです。

2009.5.10

伊勢石橋 - 川合高岡



伊勢中川まであと2駅の伊勢石橋駅から5分程の雲津川沿いに、かつて津市の岩田橋と名松線の伊勢川口を結んでいた中勢鉄道の駅跡といわれる公園があります。 廃止後80年も経っているので軽便鉄道の駅跡を思わせる様な遺構は何もありませんが、数本の見事な桜の木があるこの公園にはこの日も大勢の花見客や桜フォトグラファーが集まり、思い思いに春を楽しんでおられました。
快晴の青空に満開の桜。対岸の丘も桜に彩られ、素晴らしい春の撮影行になりました。

2023.3.29

鳥羽 - 中之郷1



昨年末に孫家族と鳥羽水族館に行った際に目をつけておいた(?)鳥羽城跡に行ってみました。 
鳥羽城跡は現在は公園として整備されていますが、最も高い場所にある本丸跡に上がると「本丸跡からの鳥羽湾」と案内看板のある展望スポットがあり、そこから美しい鳥羽湾と賢島方面行きの電車が撮影出来ます。
お昼前後の志摩線賢島方面行きは観光特急ラッシュで、新旧カラーのビスタカー、赤と黄色の二種類の伊勢志摩ライナー、しまかぜと被写体には事欠きません。

2017.5.18

鳥羽 - 中之郷2



折角鳥羽まで遠征したので、本丸跡の他にベンチやトイレなどがある休憩広場からも撮影してみました。 
手前に駐車場があったり、写真中央手前に移っている何やら架線柱のような構造物がいささか目障りですが、編成の頭3両ぐらいはなんとか収めることができました。 
鳥羽 - 中之郷1の写真、この写真共に、偶然ですが「しまかぜ」のタイミングに船が航行してくれて、いかにも観光地の海らしい雰囲気の写真になりました。

2017.5.18