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よく考え心豊かなたくましい人間 広川町立津木中学校

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活動・行事activity

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福祉分野の学習

 本校では、平成5年から町内のたちばな支援学校と交流学習を行っています。
 以前は年間3回行っていましたが、現在は年間1回、3年間で3回の交流学習を行っています。
 本校のような小規模校では少人数同士の交流ができ、同じ学年の生徒と3年間継続してふれあうことで人間関係を深めてきました。
 交流学習は、会場を本校とたちばな支援学校を各年交代で、学年単位での交流会(学年交流)を基本とし、皆が楽しめるレクリエーション、ゲーム、歌、ソフトテニス紹介等を行っています。また、間接交流として、生徒のプロフィールや手紙・FAXなども交換しています。
 また、たちばな支援学校コーディネーターさんによる講義、障害児もつ母親の講話、理学療法士による高齢者擬似体験・介助体験などゲストティーチャーを活用した授業も取り入れてきました。

 1年生の初めての交流会では、緊張してどう接したらよいのか、
何を話せばよいのかわからず戸惑っていたけれど、学年を追うごとに、
自然に交流ができるようになってきます。また、自分自身の成長と
共に相手の成長にも気付くことができています。


車椅子、高齢者擬似体験[和歌山社会福祉専門学校]

 毎年12月頃、和歌山社会福祉専門学校さんに依頼し、車椅子体験や高齢者擬似体験などをさせていただいています。
 これらの体験を通して障害者や高齢者の方々の気持ちや生活をより具体的に理解することができ、相手の立場に立って
 考え、積極的に行動ができるようになってきています。一人ひとりがそれぞれの体験をすることで初めて気付くことや、 相手へのさりげない気配りや声かけが安心感を生むことを学ぶことができる貴重な体験になっています。



 卒業後、どこかでサポートを必要とする人や場面に出合った時、この3年間の経験を生かして、自然に手をさしのべられる人であって欲しいと願っています。