〔 2004.1.17〜12.5まで分 〕
〔 2003.1.7〜12.27まで分 〕
〔 2002.1.6〜12.30まで分 〕
〔 2001.1.7〜12.21まで分 〕
〔 2000.1.8〜12.31まで分 〕
〔 1999.1.7〜12.28まで分 〕
12月31日 | 四字熟語 |
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毎年年末になると「今年の10大ニュース」とかで一年の総決算を回顧する記事やテレビの番組で賑わうことが多い。その中で興味をそそる創作四字熟語を拾ってみた。なかなかの傑作が多く世相をよく反映していて面白い。
創作熟語 | 所 感 | 十中八首 | 10年間で8人の首相が誕生。チョト異変と思わぬか? | 砒素悶着 | ヒ素入りカレー事件の悲哀 何考えとるんじゃ | 感染犯罪 | ヒ素入りカレー事件に始まる毒入り事件の感染 いいかげんにしろ! | 神経缶瓶 | 毒入りドリンク缶に関心集中 恐い世の中 | 慎重貸渋 | 銀行の貸し渋りも景気に影響 弱い者いじめ? | 利子粉塵 | 超低金利時代到来! 金の価値だだ下がり | 一核千緊 | インドの核実験、北朝鮮のミサイル?の脅威 | 税制流転 | 官僚汚職はとどまることがない。権力は暴力! | 無職失悶 | 失業。求人なし。ホームレスの悲哀 生きる気力失墜 | 倒行巨費 | 巨大銀行の倒産。我々の税金の公的資金で銀行は救われるのか? | 泣蹴合併 | 横浜フリューゲルスのマリノスへの吸収合併は時代の象徴 | 弾頭直入 | 単刀直入に言えば核兵器の脅威はイラク問題だけではすまされない | 前爺未到 | ジョン・グレン米上院議員(77)宇宙飛行士は、爺婆(ジジババ)時代の先導者か? | 二者卓越 | マーク・マグワイアとサミー・ソーサは二人とも立派! | 一橋両得 | 明石海峡大橋は本州も四国もメリットあったのか? | 一連託翔 | 長野オリンピックの日本ジャンプ陣は泣かせてくれたなあ・・ | 星降凍庭 | 流星の話題はにぎやかだった。でも家庭の話題は冷え切っている | 電子滅入 | 電子メールとは、パソコン恐怖性の高齢者への冷やかし語 | |
12月20日 | 市長選挙 |
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市長の不祥事があって、市長の辞任に伴う市長補充選挙が急遽行われることに
なった。私の小学校〜中学校〜高校の同窓生で、職業も業種は異なるが同じ卸売り業を営み、青年会議所(JC)も
ロータリクラブも一緒で、50年来の付き合いをしている親友が、この市長選挙に立候補することになった。
告示まで一ヶ月もない突然の決意と発表で、びっくりした。早速友人達と相談しながら対策をねったが、我々の仲間は皆民間人で、
選挙対策なんて全くド素人ばかり、何からどうすればよいのかも、さっぱり見当がつかない有様でした。何の組織もなく知識も
経験もノウハウもない民間人の出馬です。一部の仲間では人徳も知識も才能も認めている立派な人ですが、全市民にまでは
そこまで知名度はなかったのでは?・・と思える選挙でした。
とにかく後援会作りの為に、同窓生、自治会、組織団体、企業、個人的知人など手当たり次第に呼びかけて、同志、支援者の輪
を広げてがむしゃらに運動を展開した。私は事務総長と出納長の二役の大任を命ぜられ、責任も重かった。
瞬く間に日時は経ち、告示の日を迎え、あわただしい選挙運動に突入した。正味一週間しかない選挙戦は一日一日が勝負です。
一分たりともおろそかにできない効率性も考えなければならない。正に真剣勝負の毎日でした。国政から大物政治家の応援も
何人も得、街頭演説も個人演説会も毎日数カ所で行い、死にものぐるいの毎日でした。そしてとうとう投票日を迎えたその日の
一日は、投票結果が発表されるまでは、胃が痛む苦しい待ち時間だった。 そして午後11時過ぎ、ついに勝敗の決定の瞬間がやってきた。テレビでの選挙事務所の実況中継と開票速報を眼を凝らして 視ていた瞬間、「ウオッ・・ザアー・・ヤッタア・・万歳!万歳!・・」何と表現したらよいのか、人間の声ではない絶叫の嵐、 歓喜の叫びの中で勝利を確認できた。ほんとうに僅差の辛勝だった。もう誰かまわず握手と握手、そして抱き合う光景は、 正に祭りのクライマックスを超越して気違いじみていた。このような心境と雰囲気は、ほんとうに生まれて始めて体験した。 娘の結婚式の時でも、泣かなかった私の眼から止めどもなく涙があふれ出てきた。しばらくハンカチを目頭からはなすことが 出来なかった。人間が一生懸命に苦しみながら戦った後の勝利の感激とは、このような情態になるものかと、我ながら自分を 疑った。ほんとうに貴重な体験をさせてもらった。「新市長誕生おめでとう!」ほんとうによかった、よかった!ホットした。 |
11月6日 | あなたの財産 |
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バブル経済の崩壊で企業資産、個人資産とも目減りして、保有財産はどれぐらいになってしまったのだろう?ちょっと計算してみよう。 まず日本の土地面積は37.7万平方q、人口1億2500万人で割ると、3.02平方q、即ち約900坪になる。ところがその国土は国公有地57%、民有地43%位で、 森林67%、農地14%、河川3.5%、道路3.2%、宅地は4.5%、その他7%位だから、宅地だけを取り上げると、37.7万平方qの4.5%の1.7万平方qを 1億2500万人で割ると、一人あたり1,360uで約40.5坪位の宅地保有になる。その土地の評価額は、総務庁の計算の1,740兆円の評価として、1億2500万人で割ると、 1,400万円の宅地保有ということになる。
では次にお金の計算をしてみよう。最近の経済企画庁の資料によると、日本の富は、3,236兆円。人口で割ると一人あたり2,580万円の財産になる。
個人資産は、総務庁によると、日本には4,400万所帯あり、その平均資産は、5,375万円で、その内訳は金融資産847万円、ゴルフ会員券47万円、
住宅宅地4,294万円、そのほか電化製品、家具、調度品などで186万円位だそうです。
では今話題の個人金融資産ということになると、日本では1,200兆円あるといわれている。これを人口で割ると一人あたり1,000万円程になる。
しかし借入金を差し引くと、800万円位の金融資産の保有者ということになります。 |
10月18日 | 会社の解散 |
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近年の経済不況から何とか会社再建をしょうと、あの手この手と模索しながら
手法を凝らしている企業は、数え切れないほどある。私も昨年 永年勤めたS社を退職したが、そのS社もK社と名を改め再建を
目指して、2月よりスタートした。いろいろ最善の努力をしたことだろうとは思うが、ことごとく思惑が外れ、一つとして好結果
につながった施策がないまま、正に泥沼状態に落ち込み、わずか8ヶ月で遂にこの10月で営業をストップし、来月〜年内にかけて
整理作業に入るとの情報を耳にした。その時の驚きとショックはほんとうに筆舌に尽きない思いがした。自分は辞めて関係ない
とは云え、矢張り一番に気になったのは、残っている社員のことで、彼等は皆 元同僚であり元部下でもあった。 今年の上半期(4〜9月)の全国の企業倒産件数は1万件を越え、負債総額は7兆9千億円を上回り、完全失業率も4.4% (女性4.3%)という最悪の景気状況の中で、彼等の再就職の道はあるのだろうか? という心配が脳裏をかすめた。 彼等の年齢もほとんど50歳前後で、妻子もあり、いま一番生活費や教育費にお金がかかる年代である。「一体どうするのだろう・・?」 何は取り敢えず、気にかかる一部の社員に電話してみた。長い電話になってしまったが、矢張り皆悲鳴に似た深刻な苦悩を表して いた。ごもっともである。世間全般には良く似た境遇の人達は、たくさん居られることは充分承知はしているが、 自分に関係する身近な元社員のこととなると、心の動揺は抑えきれなくなる。私一人の力ではどうしょうもない悲劇である。 当然 誰もが皆深刻に対策を考えていることは、良く理解できるが、はたして道が開けられるのだろうか・・? おそらく非常に難しい課題であろう! ”何とかしてやってくれ!”その願いと対処方法がないもどかしさで胸が締め付けられる 思いが続いている。”誰の責任なんだ!”善良な真面目な社員が、一生懸命に永年働いてきて・・・結果が、 失業と生活苦と将来への不安のるつぼにたたき落とされてしまうのか! 可哀相でたまらない思いで、ジーッと見守ってあげる しか私には手だてがない無念さでいっぱいだ。彼等の生活保証の道の開けることを祈りつつ・・・「黙祷!」 |
10月7日 | 友人の息子 |
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娘一人、息子一人の子持ちの友人がいる。娘は嫁に出し、残っている息子に自分の
家業の跡取りを期待して、大事に育ててきた。というのも娘が生まれてから、長い間第二子が出来ずに、待ちに待ってやっと
出来た第二子の息子だっただけに、親の喜びと将来に対する期待は、絶大なものだった。両親の愛を一身に受けて、何不自由なく
健やかに育てられていたように思う。ところが、中学時代から、からだの成長と精神の成長のアンバランスから起こる不安定な
成長期、即ち思春期の初期には、一般によく聞く反抗的言動が目につき始めた。何を言っても親に反抗し、登校拒否、外出先不明、
帰宅時間不明、親子の会話は途切れて、ほんとうに手のほどこしようがなく、親は悩み苦しんでいた。そして、中学卒業後は
高校も進学せず、親の縁故を頼って奉公に出すような形で就職し、寮生活をしながら世に出ていった。しかし、就職先でも
なかなか馴染めず、何かと親の心配事が絶えることがなかったという。そして、遂にこの不況下のあおりでリストラの対象になり、
馘首(クビに)され、転職せざるを得なくなった。それでもまだ若いため、再就職にはそれ程苦労せずに仕事を見つけることは
できた。
そうして数年経ち、久しぶりに郷里に帰ってくる機会があり、親とも話す時間が取れた。ところが息子は大きく変貌して、
見違えるばかり成長していた。親も心底から安堵の表情がうかがえた。それから間もなく、彼には彼女ができ、里に帰って家業を
引き継ぐべく、所帯を持つようになった。まだ24歳なのに、依然とは全く別人のごとく大人になり、社会人としても、人間として
も立派な人格者に成長し、親を安心させ喜ばせている。 |
9月30日 | 幼稚園の運動会 |
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初めてと言っていいぐらい久しぶりに、幼稚園の運動会を見に行った。
聞くところによると、年少組が3組、年長組が3組、1組22〜23人の組を若い女の先生が受け持っているとのこと。
1人の子供すら仲々上手に育てられないのに、あんなにたくさんの子供、しかも他人の子供をリードして統制をとって、
運動会を進行させているのに、今更ながら感心した。どの先生も一生懸命で、熱心で子供に解るような言葉と手振りで、
それでいて規律正しく子供達を引率できるのは、何の力なのだろう?これは男ではとても出来ない、女性特有の優しさ、
柔らかさ、粘り強さ、子供好きの愛情、そして他人の子供を預かる責任感、etc・・なのか。女性の力をまざまざと見せつけられた
思いがして、感動と尊敬の念をもって見直した。女は偉大だ!その点男はだらしがないなあ・・と、自分がみじめに思えた。
園長先生以下全員女性、勿論男性は一人も居ない。運動会のプログラムの企画、設定から、会場設営、飾り付け、用具の準備、
進行、駐車場の誘導から管理、etc・・全て女性。少なからず女性を見下していた自分を、恥ずかしく思うと同時に、
次世代には必ず女性主導時代の到来を予見できると思えてきた。 |
9月21日 | 新コンテンツ |
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私のホームページは、ミラーサイトを含めて30のコンテンツを公開している。
余りにも多くてしかも一つのコンテンツのページがけっこう内容が多く文章が多いため、たいていの人が全部眼を通してくれて
いるとは、とても思えない。jpgやgifもあまりバイト数の大きいimageものは使わないようにしているため、内容の割にページは
軽い筈だ。いろいろ心がけて、出来るだけシンプルに読みやすくしているつもりだ。
そのうちでも「からだのふしぎ」が好評で、たくさんの感想メールをいただいた。私も単純でおだてに乗りやすいバカなので、
ご要望にお応えして「からだのふしぎPart2」を書き足した。するとすぐさま「Part3」も作ってほしいというメールを又
たくさんいただいた。ほんとうのところ困惑していた。本音はもう書きたくなかった。ところが、ある日若い女子大生から、
そりゃもう甘い言葉で、これ以上ない絶賛のラブレターまがいのメールをいただいた。急に心が動揺した。男は可愛い女の子に
弱いものだ。私は特に単純な性格なので、即 対応を考えて動き出した。そして書き始めることにした。
「何て俺はバカなんだろう!」自分でもイヤになっちゃうほど単純なんだから・・・。 |
9月12日 | 男と女の結婚 |
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結婚に際して、多くの方々からのご好意でご祝儀をいただくと、その度にお移りとしてお返しをする。式後「内祝い」として
お返しをすると、又先方から内祝いのお移りとして、お祝いのお移りとしてお返しをしたお移りをお返しされる。
お祝いのしきたりやマナーは、いつ頃から何処からできあがったものなのだろう?
結婚式までの結納、式場、披露宴招待状、披露宴演出方法、衣装、新婚旅行計画、など諸々の手続きも仲々大変なことを
やり遂げねばならない。式当日も大変、そして式後も大変、その上新婚旅行たるや、新郎新婦の楽しい想い出の旅行どころか、
たくさんのおみやげの工面に四苦八苦、大きなボストンバッグを持っての海外旅行なので、その上にたくさんの重いおみやげなど
持って帰れるはずがなく、別送で物によってはクール便で送っておかねばならない。その送料や物によっては税金を加算すると
莫大な金額になっている。疲れて帰ってきても、すぐお礼回り、お返し回り、おみやげくばり、写真くばり、ようやく一巡できた
としてもまだ整理の出来ていない嫁入り道具の片づけ・・・と全くゆっくり休んでいる暇など全然取れないのが実状のようだ。
皆さん誰もが同じような経験を積んでおられると思うが、やれやれと思えるのはいつ頃になるのだろう? これが日本の「結婚」と
いうものの一般的な行事と新婚さんの義務だそうな・・・。しきたりなのか、風習なのか、マナーなのか、義務なのか・・・?
ほんとうにご苦労さん!! だから近年 若い人達の間で、結婚離れして生涯独身を志す人が増えているそうな・・・そしてまた一方では、昔にはこのような たいそうしなければならない結婚式は、二度としたくないように、二人の固いきずなで愛をはぐくみ、離婚など世間の恥さらしだと いう考え方が一般的でした。ところが近年は、いろいろな理由で簡単に離婚し、そして再婚する。そして又簡単に離婚する。 実に結婚ゲームを楽しんでいるように思えるパターンを散見する。良いのか悪いのか?いろいろなご意見、考え方があって私には 解らないが、結婚すると次いつ離婚するのだろう・・と裏話に花が咲き、離婚の目的のために結婚するのか?と勘ぐりたくなるような 話題もでるような始末だ。チョット考えものだなあ・・・。少なくとも我が娘には、そのような軽薄な結果にはなってほしくない と願っている。ほんとうに男と女の世界って怪奇なものだなあ・・・と思う。 |
9月3日 | 結婚式 |
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娘の結婚式を9月1日に無事終えることができた。私は女房を亡くして14年。
男親一人で頑張ってきたが、娘の結婚という大きな出来事には、母親の力の必要性を痛感する。でも世の中は、その気になれば
何でも何とかなるものだ。周囲の人達もお相手のご家族も皆、それなりに理解を示し協力していただける。ありがたいものだ。
難しいしきたりや風習も、地域によって様々だが、私はこだわらない性格なので、全て教えられるままに動いていれば良かった。
反論しなければ相手は満足する。人間の自我が時々邪魔をして、事を混乱させる原因を作ってしまうが、今回はそれを避け一方通行
なので衝突する筈がない訳だ。良い勉強にもなって満足している。 さて 結婚式だが・・・たいていどの結婚式も「涙」を誘い出して感動を造り上げようとする。しかし 私は涙が苦手で嫌いなの だ。いや本音を言えば、恥ずかしいし照れくさいし、男の醜態のように思えるのだ。あの娘から親へ・・・「お父さん、お母さんへ・・」 「お母さんへ・・」「お父さんへ・・」とかいう手紙の朗読と花束贈呈のセレモニーには、必ず涙で感動する。それでいいのだが・・ 今回は人ごとではなく、自分の娘の結婚披露宴だ。勿論覚悟はしていたが、矢張り同じ手法でせまってきた。私は「絶対泣かないように しよう・・」と強い決心で臨んでいた。しかし式場は、そのセレモニーの時こそクライマックスだ!・・との心意気で、フラット のライトも集中スポットライトに切り替え、その上ビデオ撮りのライトをアップで浴びせてくる。私の場合 女房も居なくて一人なので 「お父さんへ・・」の集中攻撃だ。生理的にも物理的にも目元が充血して、目頭が熱くなってくるを押さえきれなくなる。 その上感極まって娘が泣き出したら父親たるもの・・・感激のるつぼにたたき落とされたような心境になってくるのもやむを えんだろう・・。しかし 私は耐えに耐えた。もうだめだ!と思う所まで追い込まれた。でも耐えに耐えた。意地だ!根性だ! 男だ!何くそ!・・もう何がなんだか分からない心境だった。でも とうとう最後まで泣かなかった。本当に素直でない父親でした。 でも娘は解っている。「結婚式には、笑顔で明るく楽しい披露宴にしようね・・お互い泣かないように頑張ろうね・・」 と固い約束をしていたのだ。私は約束は守った。これぞ 男だ! 父親なのだ! 解ってくれ! |
8月30日 | たらい回し |
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娘が結婚することになった。たくさんの人からお祝いをいただいた。
お祝いの品々をよく見てみると、セロテープをはがした跡や中には古い日付の店名シールが残っている物もあって、
思わず吹き出して笑ってしまった。実は、私もお中元やお歳暮には、このような一般にいう「たらい回し」をしている常習犯だから
・・・でも これで良いのだ! この頃のように景気の悪い時には、貴重な資源の無駄使いは、慎まなくちゃ・・・。
だいたい何処の家庭でも、そこそこ何でも揃っていて、物を贈る時に、何にしょうか・・困っているのが実状だから・・
ねエ!そうでしょ? まあ いいじゃないですか。 ところで、「たらい回し」って、何処から来たことばでしょうね。 それはね 曲芸であお向けに寝て、足でたらいを回すが、 回すたらいは違っても足は変わらない。そこから、回っているだけで中味が変わらないことから、一つの物を順送りに回すことを 意味するようになったそうな。「病院のたらい回し」「政権のたらい回し」「贈り物のたらい回し」など、よく使われていますよね! 「たらい回し」をしている人間の気持ちの裏を勘ぐると・・チョット口元がくずれてくるよね。面白いね!。(笑) |
8月26日 | 三 |
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「みつお」とは「三男」と書く私の名前だ。三番目の男 即ち三男(さんなん)だから「三男」と親が名付けて「みつお」と呼ばせているだけだ。 「三」の付くことばには
本来 日本古来から「葬式のときは偶数、祝いごとの時は奇数」という慣習が残っていて、偶数は割り切れるから嫌われたという説が有力である。西洋では、ピタゴラスなどの哲学者が「三」という数字を「完成された数字」としたし、シェークスピアは、奇数 特に「三」には幸福が含まれていると言っている。 「三」は縁起が良いのだ! だから「三男」を「さんお」と読んで、私の免許書は「ニシカワ サンオ」となっている。実際は「ニシカワ ミツオ」なのだが・・・免許センターは利口なのか・・・バカなのか・・・? は知らないが、とにかく 「三男」という男は「完成された幸福な男」ということになる筈だが・・・・? |
8月21日 | 報復空爆 |
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8月7日のケニアとタンザニアのイスラム原理主義過激派のアメリカ大使館同時爆破事件
への報復として、8月20日アメリカが、アフガニスタンとスーダンの7カ所に、100発近い巡航ミサイル攻撃を加えた。
国際的司法手続きもせず、全く唐突な爆撃であった。それも爆破テロの首謀者やその所在をはっきり突き止めてからの攻撃でも
なく、紅海やアラビア海の原子力潜水艦を含む5隻の艦船から、千ポンドの弾頭を搭載したトマホークから発射したミサイルや、
飛行機から投下した爆弾が、テロリストだけに報復攻撃するということが出来るだろうか?当然 無関係な国民、中には子供や
老人までも巻き添えになってしまうであろう事が、解らない訳がない。現に両国で60数名の死傷者が出たではないか!
イスラム過激派のテロも理不尽だが、空爆もその残虐性を考えれば、テロと同罪であろう・・・と思う。 子供の教育に於ける「愛のムチ」といえる体罰でも、もし深く傷つくと再生し難い神経が集まる頭や脊椎には、体罰を与えず、 必ずおしりをたたいて教育する・・というアメリカ国民の非暴力主義の国民性に、疑問と違和感を感じてしまった。 アメリカの気持ちも理解できなくはないが、武力行使以外の平和的解決策を模索する時間と努力を、惜しんでほしくなかった。 クリントンさん! 国民的人気の上にあぐらをかいた傲慢なら・・もうチョット冷静で謙虚になって反省してほしいなア・・・! |
8月14日 | 涙 |
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今 甲子園では高校野球の熱戦が連日繰り広げられている。試合が終わって、勝ったチームと負けたチームとでは、その表情は全く正反対でも両チーム共胸を熱くさせてくれる。
勝っても涙、負けても涙・・・。涙は、悲しい時、寂しい時、つらい時、痛い時、悔しい時、又うれしい時、極端に面白い時も泣きながら笑ってしまう。人間の情感の表情としては、一番自然で解りやすい美しい姿である。私は涙は苦手で、涙に弱い。だから涙は嫌いだ!でも涙に感動する。なんでやね!・・解らない!・・誰か教えてくれ!・・
そこで、涙についてチョット勉強してみた。関心のある人だけ読んでみてください。
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8月7日 | 所信表明 |
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昨日 小渕恵三首相の所信表明があった。新聞やテレビでの論評もまちまちである。
低迷経済に対する経済再生処方が主題であるが、不良債権処理、雇用不安、金融不安、老年福祉対策、司法制度改革、少子化対策、
農政改革、そのほか環境ホルモン問題、毒物混入事件、ハイテク犯罪のような最近の課題、日米防衛協力指針と沖縄問題、
日ロ関係の正常化・・等々 我々下々の国民には難しくて訳が解らない諸問題を対処する方針を表明されたそうな。
それも「全身全霊を打ち込み」とか「死力を尽くして」とか「全力で」とか・・・である。 もう うんざりしている。又野次馬も多すぎる。「押してダメなら引いてみな」「昇ってダメなら降りてみな」式だ!それも 「全力を尽くして・・」・・誰でも死んでしまうで・・・いいじゃないの「死力を尽くして」と言ったんだから。 でも仲々死なないな! そりゃそうだよ、つっこんだら、ボケる漫才時代だから・・。 まともに真面目に信用するから、うんざりするんだ!日本人はジョークが上手だからね・・?? ほんとウー? うそッー? どっちだか若い女の子に聞いてみてみ・・。 |
8月5日 | 交通事故 |
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新聞を見ていて、ハッと驚いた。近所の親しくお付き合いしていたご主人が、
交通事故で亡くなっている。ゴルフの帰り道でセンターラインをオーバーして、対向車と正面衝突しての即死らしい。 つい先日 夜中にクラブの素振りしていたので、「今頃えらいご熱心ですな・・」「いや!明日コンペでしてね・・」 「ゴルフなんて急に練習しても、あきまへんで・・」「いや!チョットからだをほぐしてまんねん」・・なんて言って冷やかして いた矢先の事故で、びっくりした。ある自動車販売会社の社長で、気さくで人なつっこい72歳には見えない元気な、 私の好きな良いおじさんだった。私もショックでしばらく唖然として、身体が冷え切ってしまった。ゴルフもいいが事故で 死んでしまっては、なんにもならない。惜しい人を亡くしたものだ!私は最近左指が痛くてゴルフが出来なくなっている。 こんなことならゴルフの出来ないことが、かえって幸いしているのかなア・・とさえ思えてくる。最近お葬式の話を聞く度に、 人の人生のはかなさを、しみじみ感じて我が胸を打つ・・・年なのかな・・・。 |
8月3日 | 暑中見舞い |
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暑中見舞いを頂いた。差出人を見てアレッ・・?と思った。この人から今日まで
年賀状も暑中見舞いも勿論はがき一枚もらったことがない。どういう風の吹き回しなのだろう?早速返礼は出しておいたが、
不思議というか不可解というか・・どうも理解し難かった。こんなことをそんなに真剣に考えなくても、健康で元気にされていたら
、それでいいことだよね。ところが私がこの「私の独り言」のページを書こうと思いついたのと同じで、人間誰しも突然フッと
思いついて、深く考えずにすぐ行動に移してしまうことってありますよね。ただそれだけのことなんだ!・・・と思いたかった。 ところが、彼の最近を考えてみると、近々69歳になり友達は少なく、子供達は3人共遠い所に住んでいて、めったに帰って来ない。 しかし仕事はあまりしていなくても金はどっさり持っている。不足しているのは、愛情と友情ぐらいかな・・?悠々自適の生活にも 心の寂しさは金では買えない・・という心境で、人恋しいあまりの暑中見舞いだったのではないだろうか? それと最近のような 情報通信の手段の多様化が進んでいない時代の人達は、はがきや手紙を書くことは、何の苦痛にもならず、むしろ楽しみにさえして いたのだろう。 私は筆やペンを持つより、電話やキーボードの方が性分に合っている。時の流れがいろいろな心境の変化をきたし 、対処方法もその生きた時代を映し出すことを感じて、何か胸に来るものがあった。 |
〔 2004.1.17〜12.5まで分 〕
〔 2003.1.7〜12.27まで分 〕
〔 2002.1.6〜12.30まで分 〕
〔 2001.1.7〜12.21まで分 〕
〔 2000.1.8〜12.31まで分 〕
〔 1999.1.7〜12.28まで分 〕