だんき会



縁があったら

 私たちは同じ講座を受けた、と言うだけの「縁」で会を作りました。ヒョウタン棚に使ったパイプも、仲間の一人が知り合いという「縁」で無償でいただきました。人は不思議な力の「縁」によって生かされているのです。

 よく、また縁がありましたら…と言います。大切な人との縁や,
志を同じくする人との縁は大事にしたいものです。この縁を育てて大きくして、丸い円を作ればおのずとお金との縁もつながり、円(お金)にも惑わされなくなると思うのです。

 人が生きるとは、「縁」を培っていく処世のことではないのでしょうか。

農園作業


 だんき会農園開設
平成21年4月
 平成21年4月、活動場所に老人ホーム福良荘(現ふくら)の裏庭の一角を借りてヒョウタンの栽培を始めました。会を結成したものの「何をするか、したいのか」分からない連中が、仲間の一人にそそのかされてその気になりました。


(追記)……この年は草を刈ったり、花を植えたりの畑作業ばっかり…。しかしヒョウタンは苗木3本から200個余りの収穫です。千成瓢なので大きさは10センチくらい。まずは幸先の良いスタートになりました。

 農園の新設移転
平成22年5月
 私たちの借りていた所に新しく浴場が建設されることになり、だんき会農
園は引っ越しです。入所者宿舎の南側を借りることになりました。

 現場は土を入れ替える必要があります。宿舎から丸見えなので見栄えもか
まいます。そんなこんなで、ごらんの通りの立派な花壇になりました。ここ
で2度目のヒョウタン作りです。目標は3本の苗から千成瓢箪を300個ほど収
穫の予定ですが、結果は見てのお楽しみ。

(追記)……肥料のバランスが悪かったのか、俗にいう「つるボケ」で60個
ほどの収穫でした。残念!
   

 カボチャを栽培
平成23年
 去年のヒョウタンの不作に懲りたのか、仕上がりまでの作業
に飽きたのか。とにかくヒョウタンの代わりにカボチャを作る
ことになりました。苗は、小さな作柄の「坊ちゃん」で、しか
も赤。居室の窓から見ると、きっと面白く目を楽しませるだろ
うと思います。

(追記)……元の土が真砂土なのでバーク堆肥では肥料不足?
…それとも面倒を見ないから?…野球ボールの親分ほどのカボ
チャが出来た。でも緑と朱色がまだらに混ざってきれいだ。職
員さんが「食べられるの?」と言う。観賞用だと思ったみたい
だ。

■収穫 *H23年=多数 *H24年=40個
 

 新農園を開設
平成25年
 花壇の土は赤土で水持ちが悪い。ふくらの裏手を捜し歩いて「ここでしょう
か」と、ヒョウタンを植える畑を新しく開設しました。

 瓦礫やゴミ、それとツタの根っこなどを放り出したので、少しは畑らしくなっ
た、 何よりも土が畑らしい。柵の向こうは川なので水はポンプでくみ出してタ
ンク に溜めています。早速、ミヨシさんがヒョウタン苗を3本植えて、棚も花か
ら 移設し、それらしくなってきました。

 施設の人たちが見にくい場所なのは難点ですが、雑草が覆っていた時よりは
少 しはマシだろうと思います。何よりも背景の大依の山とマッチして…この風
景が 気持ちを穏やかにしてくれそうだ。