だんき会



ボランティアとは何か

 ボランティアとは、日本語訳では無報酬の奉仕活動とされています。近年は社会的に重要視されていますが、無報酬であるがゆえに本人のヤル気によるところが大きいと思います。このことは、相手側からみればアテにできない活動ともいえます。

 海外では、気まぐれとか自分勝手の意味があるとも聞きます。これを念頭において行動しないと、せっかくの善意の活動が効果半減ともなりかねません。

 自分は得意だからと押しつけても相手側が気に入るかどうか。先方は無報酬を前提にした依頼なので苦情が言えない立場にあるのです。そのためには事前によく打ち合わせをして、相手の要望や希望を充分に聞くことが大切だと思うのです。

 もちろん引受けた事は必ずやりとげて相手からの信頼を受け、その信頼を積み重ねて、社会での信用を培う事がボランティア活動をする者の醍醐味ではないでしょうか。

花壇造成


サツマイモ畑の造成
平成30年5月
 老人ホームながはまから敷地の一角にサツマイモの畑を作って欲しいと依頼がありました。

 建物の跡地で土が問題です。取りあえず掘ってみましたが、ソフトボール大の石が出てきます。それと小石がいっぱい。

 お向かいの建材屋さんの残土をもらって、なんとか土の量は確保できました。後は鶏糞と石灰それにもみ殻堆肥を入れて…、ところが耕運機では下まで混ざりません。
 結局はクワとスコップで幅2m×長さ7mを混ぜては石を拾い、何とかそれらしくなりました。

 まだ小石が目立ちますが、サツマイモならなんとかできるでしょう。
   

 ふくら花壇を造り直す
平成28年7月
 平成22年に造ったふくら花壇の木枠がボロボロに…。当時は瓢箪栽培の
た めに造ったので花を植えるには勝手が悪い、という事で造り替えることに
しました。

 ブロック2段+レンガ1段、長さは4.8メートル。絵は描けましたが、一緒
にやってくれる人は…、何日かかるか?。とにかく始めてみましたが、作業
に参加したのは(予想どうり?)ミヨシさんと2人。3日間かかって、それ
ら しく完成しました。

後日、旧花壇から土と花を移動して、古い木枠も撤去しました。

 百葉箱の囲い柵を改築
平成24年6月
 どこに縁があったのか、長浜北小学校から「柵を作って欲しい」と依頼されました。材料費は学校持ちなので、もちろん断る理由などはありません。

 問題は、だんき会で作業に参加できる人が何人いるかです。ミヨシさんが大変乗り気なので2人で材料の加工を始めました。そして、いよいよ組立て作業です。「シンちゃんも呼ばんとアカン」やろうと彼の空いている日に建て前の日を決めて、見事完成です。

 思ったよりも日数がかかりましたが、我々で「寸法を決めての造作もできる」と自信を持った作業でした。

 浅井ディサービスに花壇を造成
平成24年3月
 山裾のここの裏手、遊歩道沿いにはイノシシが土を掘った跡がいっぱい
です。「花壇を造っても被害に遭うのでは…?」と気になりますが、雪融
けを待って乗倉の山から丸太を切り出しました。

 3回目となる花壇づくりは、だいぶ慣れてきました。付近にあったツツ
ジ7株とアジサイ2株は歩道沿いに移植しましたが、森の陰なので陽当た
りが心配です。中庭に至る道は森の木を枝打ちしましたが、根っこから切
りたい木もあります。でも誰の所有か分からないのでやめました。

(追記)……元の花壇は7m四方ありました。7mの丸太は手では運べま
せん。それと、園芸作業もしやすいように2m×3mの花壇にしました。
   

 桜の木の周辺を緑地化
平成23年12月
 ふくらの裏手には桜の木があります。しかし、この地はゴミ捨て場とな
っていて、大きな穴には丸太やワラなどがいっぱい。せっかく花が咲いて
も見 る人がいません。できれば入所の方々に、花見で春の風を感じて欲し
いと思い、桜の木の周辺を整備しました。

 桜は地面を這っていたので枝を切りました。夏には草が腰ほどまで伸び
放題です。土は残土でしょうか、大きな石ころだらけ…。とにかく整地を
して、ロープの柵を設置しました。後は雑草対策です。

(追記)……この事業は赤い羽根23年度歳末たすけあい運動の助成を受け
ています。
   

 さくら番場に花壇を寄贈
平成22年12月

 新しく開所したディサービスセンターさくら番場から花壇を作って欲し
いとの依頼です。車イスの人でもイスに座って花いじりができるようにと
の希望で、花壇は丸太を2段の高さに組んで 3m 四方です。作業する人用
に高さ33cmの木製ベンチを2脚作って寄贈しました。

 地域の方にも分かるように看板を立てて欲しいとの事で、立札も立てま
した。地元田根の地域づくり協議会の HPに、さくら番場の応援団として
私たちが紹介されたと聞いています。
     

 だんき会農園を作る
平成22年5月
  
 老人ホーム福良荘(現ふくら)の宿舎南側に花壇を造成しました。この地は整地の後、土の入れ替えのため周辺を約30センチ掘り下げた後に丸太を2段に組み、以前の農園からマサ土を運びました。土質改良にモミガラを混ぜましたが、どんなものでしょうか。

 昨年の看板の裏側に「だんき会」の文字を入れて道路からも分かるようにしています。「通りから見られて恥ずかしくないの?」と言われないようにしないと…。
 材料の丸太も山から倒して来ました。