生きがいとは…

 定年が近づいた、あるいは現役を引退した男どもは、これからの人生をどう生きるのか。家庭での居場所はあるのか、社会での存在価値はあるのか?…。

 ここでちょっと考えてみたい。80 歳まで元気で何かが出来るとして残りは 20年。 この 20年は現役の 40年と比べると半分でしかない。 しかし、現役時の自分の時間は・・年間休日120日×40年で4800日。

 これに対して退職後の自分の時間は・・年間自由360日×20年で7200日となる。  考え方によっては、圧倒的に充分な時間が自分の自由になる。まさにこの 20年は、楽しく人生を謳歌する至福の熟年生活とするべきではないのか。

 趣味や旅行も良し、個人の楽しみもいいが、本来、人間は群れをなす動物なのだ。その本性からして、人と交わり、その中から共に行動する仲間と出会えれば、個とは一味違った生き方ができる筈である。しかも、その生き方が人のためになるなら、さらには社会の役に立つなら…それこそが生きがいと呼べるのではないだろうか。

 生きがいは人間社会の群れの中で自分の位置を確保することであり、同時に自分の存在を群れに示すことでもある。この群れの中での存在価値こそが、人としての至高のよろこびでを与えてくれると思うのだが…。

だんき会のプロフィール


■だんき会は、ヒョウタンの栽培から活動が始まりました。


■会の発足……長浜市の「地域で輝く男の仲間づくり講座」20年度の仲間が21年1月に会を作りました。
■活動人数……当初は11名だったが、現在は5名です。(H29年)
■拠 点 ……特養老人ホーム「ふくら」の一角を借りて本拠としています。
■活動場所……滋賀県長浜市およびその周辺地域です。
■活動日 ……毎月の第2土曜日午前9時から定例会です。内容によっては、その都度に行います。
       (現在は定例会を中断しています=H26年)
■活動内容……今までの活動は花壇作り、学童支援などですが、今後はどうなるか…。



■「だんき」とは、どんな意味?と聞かれます。
輝く男の…講座名から「男輝」すなわち「だんき」とつけました。暖気にも引っかけて「暖
かい気持ちで男が輝く」だんき会です。

■変な名前のお蔭で「だんき?」と一番に聞かれます。そこから会話が始まって、初めての
人とのコミュニケーションに役立っています。会としてはネーミングだけは大ヒットです。