水田アートとは
水田アートとは、水稲と、穂の色、葉の色の異なる古代米を組み合せて、水田にアートを描くもので、期間の長いものでは、田植え後2〜3週目頃から収穫まで約150日間楽しめます。
また、水田にアートを描くには、遠近法の考え方への取り組みが必要となります。たとえば、線路と枕木を例に考えると、気球等で真上から見ると、レールは平行線で、枕木は等間隔ですが、2〜3階の窓から見ると、レールの間隔は、手前では広くなり、奥に行くほど狭くなっていき、枕木もまた奥に行くほど間隔が狭くなっていきます。この「遠近法」を考慮して田んぼに図を描かないとイメージと異なったものになってしまいます。
そして、1年目に遠近間隔を意識しないで植えた「とんぼ」の図柄は、眼の大きさと胴体がほぼ同じに見える結果となってしまいました。
これにより、田んぼの大きさ(縦の長さ)、見る場所から田んぼまでの距離、眼の高さを考慮して、夫々の条件より座標を修正し、数種類の苗の植付位置を決定し田植を行っています。
図柄がわかるようになってきました。どんどん見頃が近づいてきてます。色の変化も楽しみです。ぜひ、見に来てください
近江八幡市より、新型インフルエンザによる自粛要請を受け、田植えイベントを中止しましたが、苗は日々成長していて、田植えの時期をずらせない為、スタッフと近くの方でマスクを掛けて悪戦苦闘の中、田植えを行いました。
収穫までの生育状況を定期的に写真掲載していく予定です。稲の葉で水面が隠れると、きれいに見えます。現地へぜひ見に来てください。
稲刈り(収穫祭)は、10月25日(日)を予定しています。皆さんの参加をお待ちしています。