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夙川 - 芦屋川



春はやはり桜ですね。「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」と在原業平は古今和歌集で詠んでいますが、鉄道写真ファンにとっても僅か一週間ほどの花の盛りとお天気の良い休日といったチャンスはなかなかめぐってこず、気の揉める季節です。
ここは花見客でごった返す夙川駅の西側に5分程の場所。 掘割の中を走る電車をフェンスにへばり付いて?撮影することが出来ます。 阪急電車の沿線には桜並木が何箇所かありますが、マルーンと桜は良く似合いますね。

2007.4.9

苦楽園口 - 甲陽園



夙川付近の桜をもう一枚。 夙川駅で乗り換えて単線の甲陽支線を一駅、苦楽園口で降り、桜満開の夙川沿いの公園を上流側に5分程歩くとこの短い鉄橋に着きます。 ここにはちょうど夙川の流れを渡る飛び石があり、そこから河原に下りて撮影できます。 
ご覧の様に見事に咲いていますので、この桜を背景に写真を撮る人も多いのですが(結構シャッター押してくださいと頼まれます)、鉄道ファンとそうでない人の違いは電車が来るのを待つか待たないかですね。

2007.4.9

岡本 - 御影



御影駅から岡本方面に向かって中々好ましいSカーブがあり、頃合いの場所に踏切があってそこからの撮影です。 左の「A」という標識がちょと目障りですが、六甲山を背景になかなか綺麗に撮れました。
阪急の8000系は顔がこの額縁タイプのものと、多少流線型になったものがありますが、個人的な好みとしては全体の造形はともかく、貫通扉に車番の入っているこちらの方が似合うように思います。

2006.8.14

六甲 - 王子公園



阪神間には六甲山に源のある河川が多数ありますが、この都賀(とが)川もそのひとつ。 本当はもう少し川を映しこみたかったのですが、ちょうど日曜の昼時だったこともあって、バーベキューやお弁当を囲む家族連れでごったがえしており、止む無くカットすることにしました。
実はここはこの後も何回か訪問しているのですが、桜には遅すぎたり、紅葉には早すぎたりで、差し替える程の写真がいまだに撮影出来ていません。

2011.4.10

梅田 - 十三



梅田スカイビルは上部に空中庭園と呼ばれる展望スペースのある特徴的な姿をしていますが、新淀川右岸の十三側からのこのビルを背景に新淀川橋梁を渡る阪急を撮影しようとすると、夏の日没前を除くとほぼ終日逆光になってしまいます。 どうせ逆光なら・・・ということで日没から夕暮れ時に訪れてみました。 もう少し早い時間だとビル西側のガラス壁面が夕日に照らされてそれも美しいのですが、ビルの窓に灯りがともる頃も悪くありません。
これぐらいの照度になるとただでさえ地味なマルーンの車体は一層目立ちませんが、標識灯を2灯点灯させた9300系通勤特急の正面が良いアクセントになりました。

2017.12.7

高槻市 - 上牧1



阪急京都線の沿線で、宅地化が進んでおらず広がりのある景色を背景に撮影出来るのは高槻と上牧の間ぐらいですが、今回は高槻市側からの宅地が途切れる萩之庄と言われる場所に行ってみました。 ここも背景の新名神高速道路など多少煩くなってきていますが、左手に天王山を背景にした編成写真の撮影ができます。
写真の3300系は1967年が製造初年ですからもう50年選手で、流石に車体側面などは凹凸が目立ちますが、塗装面に架線柱が写り込むほどに手入れされているのは大事に使われている証なのでしょう。

2017.11.27

高槻市 - 上牧2



高槻市-上牧1の撮影地点から50m程の場所から、線路北側の紅葉した山を背景に撮影したもので、画面左手には桧尾川という小河川を渡る短い鉄橋があります。 両側の景色がばっさり切り取られたお蔭でちょっと京阪間とは思えないような写真になりました。 
高圧鉄塔がいささか目障りですが、このあたりは鉄道も道路も電線も山崎地峡をひしめく様に通っているのでこればかりは致し方ありませんね。

2017.11.27

高槻市 - 上牧3



高槻市-上牧1、2の撮影地点から300m程の場所にあるAEON高槻店の屋上駐車場からの撮影です。 今回は紅葉の山が背景の主役ですが、初夏から初秋にかけては山に加えて水田も季節感を与えてくれそうです。
この写真ではよく判らないかもしれませんが、後ろの山裾の家並は旧西国街道沿いの集落で、その手前をJR東海道線が走っていて、この位置からの列車撮影も可能です。

2017.11.27

大山崎 - 長岡天神1



京都線の6300系も、沿線客重視、停車駅増加、さらに新鋭3扉9300系の増備に伴い、運用が減少しているとのことで、まだまだ撮影チャンスの多いうちに大山崎まで出かけました。
前回、長岡天神から大山崎まで歩く間にいろいろ物色?しておいたので、「こんな場所阪急沿線に今時残ってるの?」というような、緑一色の写真が撮れました。6300系も艶やかなマルーンに保たれており、美しさは損なわれていません。
大山崎-長岡天神の間に新駅が出来るそうなので、このような景色もそろそろ見納めかも知れませんね。

2009.7.4

大山崎 - 長岡天神2



大山崎駅から長岡天神(2013.12.21に西山天王山駅が両駅間に開業)に向かって15分程歩くと、名神高速道路の下をくぐった先に鉄道撮影にお誂え向きの陸橋があり、ここから阪急電車やJRの撮影が出来ます。 
6300系は既に本線特急運用を離れ、4連化されて嵐山線で余生を送る身になっていますが、この京トレインに抜擢された6両は快速特急の列車種別幕も誇らしげに本線で元気な活躍を続けてくれています。

2013.5.6

大山崎 - 長岡天神3



阪急の長岡天神から大山崎に向かって、小泉川という小河川の鉄橋を渡ってから250m程、線路の両側に見事な桜並木が続きます。 本当はこの場所で撮影したかったのですがどうしても適当な場所が見つからず、止む無くとぼとぼと大山崎方面に歩いて見つけた場所です。 
阪急沿線も家が途絶えて農地が望める場所はこの近辺だけになってしまいました。 結果的には大山崎の方が近く、歩いて30分程でした。

2008.4.5

桂 - 西京極1



京都線も沿線は住宅開発が進んだので、すっきりとした写真を撮影できる場所が少なくなりました。 本当は鉄橋の東下手から愛宕山をバックに撮りたかったのですが、この日はあいにく空気が澄んでいなかったので、川の西側の河川敷公園に移動して撮影したものです。 
ちなみに川の東の河川敷は畑だったり工場があったり?!木も結構多いので、結局桂大橋のあたりまで離れないと撮影できるポイントはありません。 
桂から歩くか、33番の市バスで桂離宮前か桂大橋下車が便利です。

2007.7.28

桂 - 西京極2



こちらも桂川橋梁での撮影です。
桂川-西京極1の撮影時は空が霞んでいてあまりよく見えなかったのですが、今回は秋空のもと桂大橋の東詰めのあたりから愛宕山を背景に写真を撮ることが出来ました。 ただ、河原の草が伸び放題で川岸には近づけず、少し離れた場所でカメラを構えています。 画面の上ぎりぎりの所に高圧線があって、少しですが映り込みがあったのでトリミングしています。 阪急電車はこの8300系まではアルミブラインドで陽の当たる側が印象的ですね。

2007.10.6

嵐山



京都線の桂から分岐する嵐山支線は上桂、松尾大社、嵐山のいずれの駅にも桜があり、春になると美しい駅風景を演出してくれます。 さらに松尾大社や終点の嵐山は観光地の駅らしく、駅の照明も凝ったものが取り付けられており、夕方にはオレンジの灯が艶やかなマルーンの車体に反射して夜桜ならぬ夕桜との組み合わせが楽しめます。
嵐山線はいつもは4両編成になった旧特急用の6300系がメインですが、春や秋の行楽シーズンになると地下鉄堺筋線の天下茶屋や高速神戸まで足を延ばす直通特急が運転され賑わいます。

2016.4.2

能勢電鉄 妙見の森ケーブル



2023年12月3日を以て関連施設と共に営業を終了が決定した妙見の森ケーブルは、1925年に上下二区間に別れた鋼索鉄道として開業し、終戦直前の1944年に不要不急路線として一旦廃止されたものの、1960年に下半分の区間がケーブルカーとして、上半分の区間はリフトとして復活し、山上にある日蓮宗の霊場能勢妙見山や妙見の森の各施設へのアクセスに利用されていました。
妙見山上へのバス路線は既に2019年に廃止されており、今回のケーブルカーとリフトの廃止により公共交通機関でのアクセスは全て廃止ということになりました。

2023.10.31