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鶴原 - 井原里



関空特急のラピートの運行20周年を記念して2014.4.26〜6.30までの期間限定でネオ・ジオンバージョンと名うって、赤いラピートが運転されています。 南海の本線、とりわけ関西空港線の分岐駅である泉佐野以北は駅や踏切といった限られた撮影ポイントが多く、今まで食指が動かなかったのですが、実物がなかなか印象的なのと、期間限定と聞いて、限られた地平区間で柵の無いこの場所まで出掛けて撮影してきました。

2014.5.7

鳥取ノ荘 - 箱作



南海電車の名前にも拘わらず、南海電車と海という構図で写真を撮れる場所は多くありません。 
この場所、国道沿いで元は何か建物があった場所のようですが、国道側には柵があって入れず、結局一旦海岸に出て踏み切りを渡ってたどり着きました。
本線では片開きドアの古参7000系がまだまだ活躍しています。

2008.8.9

みさき公園 - 孝子



みさき公園から孝子、紀ノ川の区間で本線は紀和山地の峠越えをします。 鳥取ノ荘あたりから和歌山市あたりまでが今は車窓からの景観的には南海本線のハイライトと言えるでしょう。 
この写真を撮影するために下車した孝子駅は山間の小駅といった風情で、駅前には木造平屋の小学校もありました。 孝子駅に停車する普通電車は概ね一時間に2本。赤錆びた架線柱や、線路間に生えた雑草など、ローカルな雰囲気です。

2009.4.30

紀ノ川 - 和歌山市



この紀ノ川橋梁1890年に上り(なんば行き)、1910年に下りが建設された大変歴史のある橋梁です。 
上り側がピン結合トラスで橋梁としての歴史的価値は大きいと思いますが、線路に沿って車両側面の位置に通信ケーブルがあるのと、手前の岸に大きな樹があってアングルが制限されるので、今回は通常のワーレントラスの和歌山市行き下り列車のの撮影となりました。

2008.8.9

美加の台 - 千早口



紀見峠を越える区間では1980年代に輸送力の増強が図られ、複線化や美加の台、林間田園都市といった新興住宅地を対象とした新駅設置が行われましたが、千早口は1915年の高野線の橋本開業時に設置された古い駅で、駅周辺には古い集落やこの季節は青々とした水田を見ることが出来ます。
カメラを構えている場所は美加の台駅との間にあるトンネル(石仏T)の南坑口近くで、線路横のフェンスの為に撮影可能なのは難波方面行きのみ、おまけにほぼ終日逆光という多少苦しい条件ですが、夏のトップライトに助けられてまずまずの写真を撮影することができました。

2023.7.21

紀見峠 - 林間田園都市



林間田園都市から紀見峠付近に600m程の場所に撮影に好適な谷を渡る上路橋梁があり、橋本川の谷を挟んで並行する国道371号線の歩道から撮影することができます。撮影場所付近の国道371号線片側2車線の高規格道路で通行量も多いですが、歩道も2m程の幅員があり撮影が危険という事は全くありません。
写真はこうや号の編成が4両と短かかったので少し画角を絞りましたが、もう少し画角を拡げると手前の水田を入れた構成も可能です。

2023.7.21

林間田園都市 - 御幸辻



高野線は橋本以南が本格的な勾配区間ですが、紀見峠をピークとする大阪府と和歌山県の県境にも峠越えがあります。 この区間は1984年ごろにトンネルの多い近代的な複線の新線に切り替わりましたが、まだまだ山近くを走る鉄道の魅力が味わえます。
撮影は林間田園都市駅から南へ徒歩20分ぐらいにある踏み切りの近くで、カメラを右に振ると山里の風景が望める一方で、左は高層マンションが見えるような場所です。 かなりの望遠撮影ですが、山近い雰囲気を出すことが出来ました。

2009.4.30

学文路 - 九度山



南海高野線の学文路(かむろ)と九度山の間には線路と並走する国道370号線との間に桜並木があり、春になると高野山に向かう車窓を彩ってくれます。 最近は老木が増えた為、新しく苗木を植えて桜並木を保全しようという動きもあるようです。 
並走する国道はどんどん改良されて沿道も開発されてきていますが、カメラを線路に向けて風景を切り取ると、走っている30000系のこうや号含めてほぼ30年前と同じというのは喜んでいいのかどうか。 でも単線の鉄路は道路の様に自然を大きく壊さないということは間違いないようです。

2016.4.2

九度山 - 高野下2



高野線の撮影をしていた時にお会いした沿線地元の方に教えて頂いた、九度山からの俯瞰ポイントです。 ご覧の様に列車が渓谷を走っているので、午後の限られた時間しか線路に光が射しません。 
このポイントではほぼ九度山の駅を出てから、高野下駅手前の鉄橋(九度山-高野下2の写真の場所)まで連続して撮影チャンスがあります。

2014.5.2

九度山 - 高野下2



南海の高野線は橋本を過ぎるとぐっとローカル線の趣が増します。 急カーブ急勾配を車輪を軋ませながら走行する電車はまさに山岳路線の魅力にあふれていますが、一方で、比較的線路が高い位置にあり、かつ山肌にへばりついているので列車を撮影するポイントは割と制限があります。
ここは高野下駅から竜王渓遊歩道を九度山方向に歩いて15分ほど。 車に気を遣う必要も無く、安心して撮影できます。 この鉄橋では午前はこの写真の側から、午後は反対側からの撮影ができます。

2007.4.29

九度山 - 高野下3



高野下駅から国道370号線を橋本方面に向かい、赤瀬橋を渡ってそのまま直進すると、紀ノ川フルーツラインに繋がる上り坂になります。 この坂の途中から九度山 - 高野下2の写真の丹生川に掛かる鉄橋を竜王渓の美しい流れと共に撮影することが出来ます。
鉄橋を渡っているのは観光列車「天空」で、写真に写っている濃い緑色の特別車2両の後ろにステンレス車体の一般車が2両連結されていて編成としてはあまり美しくはないのですが、このアングルだと一般車が隠れてしまうので却ってすっきりしたように思います。

2016.5.5

九度山 - 高野下4



九度山 - 高野下3の撮影ポイントからさらに少し坂を上がって、先程の鉄橋と高野下駅に向かうトンネルの入り口を俯瞰した写真です。 残念ながら丹生川の流れはこのアングルでは写りませんが、深い緑と新緑のコントラストに白に赤のラインのこうや号が映えて5月らしい一枚になりました。

2016.5.5

高野下 - 下古沢



高野下駅を降りて、県道118号線を200m程南下したところで左にVターンする上り坂を上がると、高野下駅や駅を出てから下古沢に向かって半円を描くような急カーブの線路が見下ろせます。 建物が多少ごちゃごちゃしていますが、模型レイアウトのような風景の中を往く列車の撮影が出来ます。

2014.5.2

紀伊神谷 - 極楽橋



こちらは高野線の終点極楽橋から、紀伊神谷に向かって20分程、ちょうど、両駅の中間あたりからの撮影です。 道路は舗装路ですし、誰でもいける場所ですが、ご覧のようにかなり高い場所からの撮影ですから、多少の体力は必要です。 因みに極楽橋駅出口に「熊に注意」の看板が出ていたので、何らかの対策をされた方が良いようです。
ところで緑が濃いと、白っぽい車体はどうしても「白とび」してしまいがちで、特にこうや号は真っ白に赤帯なので、露出がなかなか難しいですね。

2005.5.3

阿倍野 - 松虫



現在の阪堺電鉄は南海電鉄の100%子会社で、恵美須町~浜寺駅前の阪堺線、天王寺駅前~住吉の上町線の2路線があります。ただ、実際の運行は天王寺駅前~浜寺駅前/我孫子道が多く、恵美須町~住吉間(運転系統は恵美須町~我孫子道)は本数も少なく支線の様な扱いになっています。
写真は撮影時点で日本一の高さ300mを誇るあべのハルカスと低床車モ1001形の組み合わせで、併用軌道から専用軌道に入る松虫駅近くで撮影しています。ここでは専用軌道への出入に際し、阿倍野方面行きの車列が信号で抑止されるので、特に住吉方面行き(南行)の撮影には好都合です。

2023.7.21