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2015年頃から7年程、「びわ湖鉄道歴史研究会」というサークルで、滋賀県を中心とした鉄道の歴史を学ぶ機会がありました。残念ながらその会は諸事情で現在は終了していますが、その時に知り合った方々からは今でも新しい鉄道の楽しみ方を教えて頂いていますし、鉄道の歴史に想いを馳せるという習慣は、私の乗り鉄旅行のブログなどにも大きな影響を与えてくれました。
このサークルの活動成果は今でもホームページに残されており、資料の殆どを閲覧することが出来ますが、私の作成した資料の一部をここに特設ページを設け、思い出と共に残しておくことにしました。

江若鉄道

私の住まいはJR西日本湖西線の沿線である琵琶湖の西側にありますが、ここにはかつて浜大津と今津を結ぶ江若鉄道という私鉄が走っていました。(1921~1969)
残念ながら私は当時大阪府下に在住しており、江若鉄道に関する記憶は僅かなものしか残っていませんが、江若鉄道に今も愛着を感じる地元住民の方は多いようで、大津市歴史博物館での企画展でも人気のコンテンツの一つだそうです。
2019年に同博物館で開催されたミニ企画展に、びわ湖鉄道歴史研究会として参画する機会があり、展示パネル作成や、その取材時に江若鉄道元社員の方と廃線跡を歩くといった貴重な機会を得ることが出来ました。

タイトル 内容
江若鉄道の今・昔 大津市歴史博物館で開催されたミニ企画展の展示パネルで、かつて江若鉄道がっていた場所が今どうなっているか、諸先輩が撮影された懐かしい写真と現在の写真、新旧を重ね合わせた地図でたどっています。
江若鉄道廃線跡現状調査
北部編
江若鉄道元社員の方と共に江若鉄道廃線跡を踏査した記録で、北部編は近江今津駅から木戸駅付近までをカバーしています。
江若鉄道廃線跡現状調査
南部編
江若鉄道元社員の方と共に江若鉄道廃線跡を踏査した記録で、南部編は和邇駅から浜大津駅、さらには乗り入れていた膳所駅付近までをカバーしています。

京阪電鉄石坂線

京阪石坂線はもちろん現存する路線ですが、三井寺から近江神宮前までにはかつて兵営前、山上、漣といった駅がありました。
同会会員の1人が「山上駅跡では」という写真を見せてくれたのをきっかけにフィールドワークを実施し、沿線に古くから住まわれている方のお話も伺いながらまとめたものです。

タイトル 内容
京阪大津線三井寺~近江神宮前 駅の変遷と廃駅遺構 兵営前、山上、漣の駅の場所や遺構、さらに京阪大津京駅の移設などについてまとめました。

官設鉄道関ケ原線

1889年の4月16日に浜大津~長浜を湖上連絡として東海道線が全通したとき、長浜から関ケ原までは今の柏原経由のルートではなく、概ね現国道365号線のルートに沿った、25‰の勾配を含む急峻な山越え路線でした。
関ケ原線というのはこの長浜~関ケ原間の通称で、米原市教育委員会の小野氏などの案内も頂きながらビデオ撮影などを含めて数回のフィールドワークを重ね作成したレポートです。
眼前に雄大な伊吹山の山容を眺めながらの非常に印象的なルートでした。

タイトル 内容
関ケ原線調査レポート 長浜から関ケ原迄の廃線跡、駅跡を辿るとともに、滋賀県公文書館で発見した駅図面なども掲載しています。

JR東海武豊線

大府と武豊を結ぶJR東海武豊線は1886年に開業し、東海道線の建設資材輸送にも使われた大変歴史のある路線です。2020年にこの路線を訪問したときのことはブログにも残していますが、この時は廃線跡の踏査なども行ったので資料として一纏めにしておいたものです。

タイトル 内容
武豊線とその周辺 武豊線とその周辺の鉄道、英比川橋梁、半田駅跨線橋や油倉庫、武豊駅周辺の鉄道遺構、日本油脂専用線やその保存車両などを記載しています。