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秋田内陸鉄道 阿仁合



秋田内陸鐡道は鷹ノ巣(現在は同鉄道では鷹巣と標記)と比立内を結んでいた国鉄阿仁合線と角館から松葉までを結んでいた国鉄角館線を1986年に第三セクターに転換、さらに未成区間であった比立内~松葉を1989年に開業した全長94.2kmの鉄道です。 阿仁合はかつて金銀銅などを産出した阿仁鉱山の中心地であり、この路線の中核となる阿仁合駅には観光案内所などが併設去れている他、車両基地もここにあります。
写真の車両はAN8800気動車でこの路線の主力車両。阿仁合駅での行き違い停車時に撮影したものです。

2023.4.25

三陸鉄道 吉里吉里-大槌



三陸鉄道は三陸海岸に沿って岩手県の久慈から盛まで、163kmを結ぶ日本最長の第三セクター鉄道です。この鉄道も2011年の東日本大震災では甚大な被害を受け、2019年にJR東日本から移管された宮古~釜石間を含めて2020年に漸く久慈から盛までの全線の運転が再開されました。
車窓からは時折海が望めるものの、列車越しに海が撮影できる場所は意外と少なく、復興の様子も捉えられる場所として大槌城跡の高館から大槌川河口方向を俯瞰して撮影しました。巨大な水門や防潮堤が築かれ、町には賑わいも戻りつつありますが、駅周辺には空地もまだまだ多く、復興は道半ばの印象を受けました。
画面右上の湾に浮かぶ防潮堤で繋がった小島は蓬莱島と言い、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったそうです。

2023.5.30

三陸鉄道 釜石-平田



釜石から盛に向かう列車は、甲子(かっし)川の右岸にある釜石駅から一旦左岸に渡り、また直ぐにカーブして右岸に渡りますが、ここはその2回目の橋梁で、駅から1km程の河口近い矢の浦橋付近から撮影しています。遠方に見えているのは高炉が無くなって久しいですが鉄の街釜石のシンボル、日本製鉄の事業所です。
列車は釜石7:41発盛行で、釜石7:33着の折返し。この時間帯ですら単行で十分というのがこの線区の厳しい現状のようです。写真の車両は36-700形で新潟トランシス製、現在の主力車両となっています。

2023.5.30

北越急行 犀潟-くびき



北越急行のほくほく線は、犀潟を出ると大きく右にカーブしてJRの信越線や北陸自動車道をオーバークロスし、向きを東南に変えて見渡す限り水田の広がる頚城平野に進みます。特に犀潟寄りの単線高架部分は車窓を遮る物が一切無く、スピードも速くてまるでジェットコースターの様に迫力があります。
車窓左手には米山、黒姫山、右手には遠く妙高の山を望むことが出来ますが、線路が高架または築堤なのと、山までの距離が結構あるので、山と列車との組み合わせは線路からかなり離れて望遠レンズで狙う必要があり、長大編成を全部入れるとちょっと車両が小さくなりすぎるようにも思います。
そんな訳で、「別にここでなくても。。。」ともいえる写真ですが、赤い681系が綺麗に水鏡に映ってくれました。

2013.6.1

北越急行 まつだい - 十日町



まつだい駅の南側一帯には、美しい棚田と一体化された「まつだい農舞台」と呼ばれるアート作品群が展示されていて、駅から松代城跡公園に向かう道を少し登ると、棚田+アート作品+ほくほく線の組み合わせの撮影ができます。
この写真の中のアート作品ですが、右中段の黒い棒が林立しているのは「砦61」、多少見えにくいですが、その左隣の三角形が2つ並んでいるのは「サウンドパーク」、右手前水田の中の赤い人型は「かかしプロジェクト」の一部です。
他の作品や各作品の詳細については「大地の芸術祭の里」に詳しい紹介があります。

2013.6.1

北越急行 魚沼丘陵 - 六日町 1



北陸新幹線の開業まであと2年足らず、今のうちにスノーラビットの681/683系を撮影しようと思い立って北越急行沿線に撮影に出かけました。 この日はご覧のように良いお天気で、新しい緑、背後の上越の山々の残雪と、手前の水田という組み合わせの中、美しい9両編成の681系の撮影が出来ました。
魚沼丘陵のカーブはアウター側が東-北で架線柱あり、インナー側は南-西ですが写真の高圧鉄塔がほぼ線路に沿って並んでいる等、撮影には若干障害がありますが、この素晴らしい風景はそれを補って余りあります。

2013.5.31

北越急行 魚沼丘陵 - 六日町 2



魚沼丘陵のカーブの内側からの撮影です。こちらは午後順光で、ご覧のように越後三山の一つ、八海山を背景に撮り込むことができます。魚沼丘陵-六日町2の写真のキャプションに書いたように、こちら側は高圧鉄塔が並んでいますが、1~2連のローカル列車はもちろん、9連の「はくたか」でも真横からのアングルで撮影する場合は、高圧鉄塔2本の間にうまく収まってくれます。 撮影した5月最終日、ざっと見このあたり7~8割は田植えが完了しているという感じで、農作業のトラックや田植え機が各所で活躍していました。

2013.5.31

北越急行 魚沼丘陵 - 六日町 3



昨年より一か月早い四月下旬、魚沼丘陵を再訪したら、満開の桜が出迎えてくれました。 まだ日陰には雪も残っておりこの地の春は私の地元より3週間以上遅いようです。
この日はお目当ての9連スノーラビット編成が変更になり、ホワイトウイングの編成しか撮影できなかったのは少し残念でしたが、残雪の八海山と満開の桜、それに抜けるような青空というという最高の組み合わせを見ることが出来、本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。

2014.4.24

明知鉄道 岩村



明知鉄道は旧国鉄明知線が1985年に転換された第三セクターで、JR中央西線の恵那駅と明智駅を結ぶ路線長25.1kmの小私鉄です。 
国鉄ローカル線の小駅の雰囲気を色濃く残す岩村駅はこの路線唯一の交換可能駅で、岩村城下町の玄関口であると共に2018年上半期のNHK朝ドラ「半分青い」のロケ地訪問の下車駅であり、この日も多くの観光客でにぎわっていました。
この岩村駅には腕木式信号機が保存されていて、駅舎手前の屋根のある部分に操作用の梃子が見えています。 
写真の車両は2016年度に導入されたアケチ100形で、車体長が従来のアケチ1形、アケチ10形の15.5mから18.5mに大型化されました。

2018.11.13

衣浦臨海鉄道 東浦(武豊線)



衣浦(きぬうら)臨海鉄道はJR東海の武豊線東浦駅から分岐する碧南線と、同線東成岩駅から分岐する半田線からなる貨物専用線で、東海道線大府からこれらの線に乗り入れる貨物列車は同社のKE65ディーゼル機関車(JRのDE10形と同タイプ)がけん引しています。 
写真は武豊線の東浦駅で撮影したものですが、500m程前方にある分岐から衣浦臨海鉄道に入り、そこから通票閉塞となるため、最近では珍しくなったタブレットの受け渡しが行われています。

2020.10.6