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追分 - 大谷



いつもは800系しか走らない京津線ですが、時々イベントとしてびわ湖浜大津から四宮まで600形や700形が走ることがあります。昔はあたりまえの光景だったのですが、今やちょっと貴重で、特急色の600形が走ったときなどは結構な人出だったようです。
この日は大津の京阪電車を愛する会主催の落語DE電車のイベントがあって、高座のついた700形が走行しました。私もこの会の会員なので、昼の部は撮影を楽しみ、夜はボランティアで乗車して飲み物を売りながら落語を楽しみました。これぐらいのサイズだとちょっと判りませんが、拡大すると運転席に落語家さんが乗っているのが判ります。楽屋という訳ですね。
場所は追分駅から東に5分程の国道一号線に掛かった歩道橋の踊り場あたりから。駅の直ぐ近くでも意外とすっきりした写真が撮れそうで、新緑の季節も良いと思います。

2013.3.23

大谷 - 上栄町1



写真は京津線逢坂山トンネルの大谷側出口の真上で撮影しています。(写真は山科方面行列車) 撮影ポイントは京阪の大谷駅、有名な鰻屋さんの前を通る旧東海道で、車の通行はそれ程多く無いですが、歩道はありませんのでご注意下さい。 写真左手奥の国道1号線から狙うとトンネルポータルを出てくる列車が撮影出来る理屈ですが、こちらも歩道が無く、さらに車の通行量も多いので安全上お勧めできません。 
すぐ近くには蝉丸神社や「これやこの往くもかへるも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」の歌碑などもありますので、ここまで来られた時は合わせて訪問してみてください。

2005.10.2

大谷 - 上栄町2



こちらは逢坂山トンネルの大津側、半径45mの急カーブのある地点で、上栄町から国道に沿って谷を上がってきた京都方面行きの電車はここでほぼ90度向きを変えて逢坂山トンネルに入ります。 後ろに見えている橋梁は名神高速道路です。
撮影日時点ではまだ一編成ですが、京津線の800系も本線と同じ緑と白ベースの塗装に順次変更される様なので、数年のうちにはこのマザーレークカラーは見られなくなりそうです。 

2017.8.30

大谷 - 上栄町3



上栄町と大谷のほぼ中間地点、国道1号線脇の歩道と線路の東側の民家を結ぶ踏切の脇で撮影しました。 民家のさらに東側に吾妻川という小河川があり、平成25年の台風18号ではこの川の上流から大量の土砂が線路に流れ込み、なんと2週間ほど京津線が不通になるという災害がありました。 
背景にみえるのは名神高速道路で、大谷-上栄町2の写真とは逆の方角から見上げていることになります。

2017.9.13

大谷 - 上栄町4



上栄町のびわ湖浜大津方面行きホームの裏の細い道を大谷方向に少し進むと、右手に長安寺に上がる石段のある踏切にでます。 元々急なカーブで電柱が多いうえに踏切の支柱や線路際の柵やらでカメラも構えにくい程ですが、なんとか隙間から妙光寺の前のSカーブを走る列車が撮影出来ました。 この沿線は住宅が途切れることが無く、背景を整理する為にどうしても縦アングルが増えてしまいます。
左手前の線路のところに見える霧のようなものは自動散水装置で、列車が近付くと線路に水を噴してレールと車輪の軋み騒音を低減するようになっています。

2017.9.13

大谷 - 上栄町5



上栄町から大谷方向に進み上関寺国道踏切(交差道路は現在は県道558号線に格下げ)を越えると、急カーブの先に京津線最急の61‰の勾配区間があります。写真の電車はまさにその勾配に差し掛かったあたりで、手前の踏切を渡った右側は念仏寺です。
このあたりは線路と左手の国道一号線が並んで谷底を走る地形で、午後の数時間だけが光線状態が良く、この日もその時間を狙って出かけたのですが、冬型の天気で急ににわか雨が。手ぶらで帰るのも悔しいのでシャッターを押したら、いつもの神様のご加護でしょうかヘッドライトが滲んだ、晩秋のちょっと良い雰囲気の写真になってくれました。

2023.11.28

びわ湖浜大津 - 上栄町



毎年10月に湖国三大祭りの一つ、国指定重要無形民俗文化財の大津祭りが開催されます。 お祭りそのものについては曳山連盟のHPでもご覧頂くとして、鉄道ファン向けの呼び物?として曳山の直近を走る京津線とのツーショットがあります。 近場に住んでいながら今年初めてこの撮影に参戦してみました。
曳山が併用軌道横を巡行する際にも反対車線は交通規制されないので、横断歩道の青信号のタイミングに撮影者の群れに交じって道路中央に飛び出し、他の撮影者を避けながら近付く電車と曳山を塩梅良く撮影し、警備の方の「赤信号です、歩道に戻って!」の声で退散する…という繰り返しで、思ったような写真を撮るのはなかなか難しく、やはりお祭りはお酒でも飲みながらゆっくり見物するものという結論になりそうです。 

2017.10.8

中ノ庄 - 膳所本町



膳所公園や大津市生涯学習センターに行く際などに時折膳所本町駅を利用するのですが、周囲はご覧の様に家が立て込んでいるものの、天候の良い日には多分方角的には田上あたりの山影が見えることがあり、一度望遠レンズで写真を撮ろう…と思っていながら幾星霜。 偶々写真の「びわこ号」塗装の電車に乗りに行ったときに思い出して下車し、撮影したものです。 石山寺方面行きのホームからの撮影で、左手の茂みは膳所神社の裏手にあたります。
ところで、「びわこ号」というのは天満橋から浜大津迄、琵琶湖観光を目的として京阪本線と京津線の直通運転をした列車で、1934年に登場しました。 使用された車両は60形と言い、流線形、連接車、パンタとトロリーポール併設、路面ホームと高床ホームドア併設という非常にユニークな電車で、当時は明るいこの塗装と相まって注目を浴びたようですが、残念ながら数年のうちに戦争でそれどころではなくなってしまいました。 最終編成の廃車が1970年で、ちょうど50年となる今年、その復刻塗装が実現しました。

2020.9.14

びわ湖浜大津 - 三井寺1



地上線時代の京津線の普通電車に使用されていた80形の登場から55周年ということで、700形の一編成が往時の80形の復刻塗装となり、この写真の撮影日から運転が始まりました。 普段からこの交差点のあたりは写真撮影するファンが多い場所ですが、この日は普段に増してカメラの数が多かったように思います。 
3年程走り続けた旧京阪特急色の600形が今年運転を終えてしまい、少し寂しくなっていた石坂線ですが、80形塗色は予想以上に700形に似合っていて良い撮影のアクセントになりそうです。

2016.9.24

びわ湖浜大津 - 三井寺2



びわ湖浜大津と三井寺駅のちょうど中間あたり、かつて大津城の中堀があったところで現在はご覧の様に春には桜の咲く公園になっています。 びわ湖浜大津から三井寺までの間の石坂線は路面電車ですが、開業当時にはここに川口という停留所があったそうです。
京阪電車の大津線も2021年の2月に全て写真の新塗装に変わってしまい、懐かしい緑の濃淡の塗装は見ることが出来なくなりました。

2021.3.27

三井寺 - 大津市役所前1



琵琶湖疏水の取水口にあたる三保ケ崎の方角から全山桜満開の三井寺を眺めた景色です。 写真の電車は駅まで僅か10数メートル。駅からも至近の場所で桜and電車の撮影が可能です。疏水は東から西南西に向かって流れていますので、この角度で写真を撮る場合は午前中、それも早い時間がお勧めです。

2018.4.2(更新)

三井寺 - 大津市役所前2



三井寺-大津市役所前1と全く同じ場所、あと1か月半で満開の桜が見られるとは思えないような雪景色です。この特急色の600形も登場して一年半ぐらいですが、あまり変化の無い石坂線の良いアクセントになっているように思います。

2014.2.14

三井寺 - 大津市役所前3



三井寺は桜で有名ですが、観音堂に上がる石段の途中から桜越しに疏水を渡る京阪電車を俯瞰できる場所があります。 場所そのものは三井寺-大津市役所前1、2と同じですが三井寺側から見ている訳です。 この日は旧80形塗装の700形に合わせるように、ミシガンが航行してくれました。
もちろんここに来るには若干の拝観料を支払う必要がある訳ですが、電車の撮影以外にも見所は一杯ありますのでぜひ訪問してみてください。

2018.3.30(更新)

三井寺 - 大津市役所前4



この写真は、大津市役所の普段は市議会議員が使用する特別な会議室からの撮影で、写真の出来がどうのこうのというより、①いつもは別の会議室で行われるある集まりが都合でその会議室に変更になった、②会議後別の目的で使う予定でその日はカメラを持っていた、③会議終了後この会議室に一人で20分ぐらい居られた・・・という幸運に感謝すべき一枚です。
右手は毎日マラソンなどで使われる皇子山陸上競技場。 赤いトラックが良いアクセントになりました。

2019.8.7

三井寺 - 大津市役所前5



三井寺 - 大津市役所前4の写真とは反対に、皇子山陸上競技場の側から浜大津方向を向いての撮影で、正面は三井寺のある長等山の山裾です。 完全な逆光ですが、この日は運よく?曇り空であったのと、明るい色の電車だったので足回り含めて却って綺麗に撮れました。
電車の後ろ側にホームのようなものが見えていますが、今は大津市役所前と改名された別所駅が現在の位置に移設される前の旧駅跡で、坂本方面行きのホームが柵などもそのままに残っています。

2020.9.14

大津市役所前 - 京阪大津京



京阪の石坂線の桜は、どちらかというとびわこ浜大津から坂本までの北側が美しく、南滋賀、穴太、松の馬場の駅の桜の他に沿線にも多くの桜が見られます。 写真左手の建物は皇子山球場に隣接した県立スポーツ会館で、ここも毎年美しい桜が見られます。

2019.4.5

近江神宮前 - 南滋賀



石坂線沿線の桜というとどうしてもびわ湖疏水や三井寺のようなスポットに足が向いてしまいますが、違う場所も探して見ようと錦織の車庫をぐるっと一周廻って見つけた場所です。 鉄橋が架かっているのは近江神宮の南側を流れる柳川という小河川で、このまま東にほぼ真っすぐ流れて柳ヶ崎の少し北でびわ湖に注いでいます。 狭い川の両側に桜があって、殆ど電車の顔が見える隙間も無いような状態ですが、拡大すると運転手さんがちゃんと写っていました。

2021.3.27



京阪石坂線の近江神宮から北は、以前は沿線に水田も多く残っていましたが、今はその多くが宅地になってしまい、撮影に適した場所は本当に少なくなりました。
一日乗車券の気楽さで、運転席の後ろから撮影地を物色?して、滋賀里駅近くの「優良物件」がここ。 周辺の状況から察するにそう長くは見られない光景のように思われました。

2013.5.4

南滋賀 - 滋賀里2



南滋賀 - 滋賀里1の撮影から9年、比叡の山並みは変わらないものの、京阪石坂線沿線の開発はさらに進んで田圃が次々と住宅地や耕作放棄地になってしまい、四季の移ろいを感じさせてくれる自然の風景の中での撮影が難しくなりました。
ここは滋賀里と南滋賀の間の見世という場所で、ホームセンターと新しい住宅に囲まれた一角に僅かに残る黄金色の田圃越しにカメラを構えていたら、運よく上下線の離合を捉えることができました。

2022.9.5

滋賀里 - 穴太1



石坂線も沿線にマンションや住宅が立て込み、田園風景の中をのんびり走る風景はもはや撮影するのが難しくなりました。
めずらしく雪の積もった日、モノトーンをイメージして出かけると、山裾の雪だけがとけた景色の中を700型がコトコトやってきました。

2006.1.7

滋賀里 - 穴太2



滋賀里-穴太1の写真と同じ日、多少すっきりした景色を求めてぶらぶら歩いていたら結局穴太の駅にたどり着きました。 小雪もぱらついてきて、望遠で捕らえた遠景の屋根もモノトーンで捉えることが出来、ちょっと時代を昔に戻せたような感じになりました。 出発信号機が映りこんでいますが、まさに上りホームの端っこでの撮影です。

2006.1.7

穴太 - 松ノ馬場


10年に一度と報道されていた大寒波で久し振りに大津線沿線にも雪が積もったので、雪晴れになった翌朝、松ノ馬場駅で下車して穴太方面に400m程、新興住宅地を抜けてようやく視界が開けた場所で撮影したものです。
やってきたのは大津線開業110周年記念のラッピング車両。(大津電気軌道は1913年3月1日開業) 他のラッピング車両には今一つ食指が動かないのですがこれはもう神様のご加護・・・という訳で青空と雪化粧の比叡山をバックにシャッターを押しました。

2023.1.26

松ノ馬場 - 坂本比叡山口


松ノ馬場と坂本比叡山口の間には踏切が3つありますが、最も坂本比叡山口に近い明良(あきら)踏切からの撮影です。  坂本比叡山口はいわゆる1面2線の線路配置で、昼間の時間帯はどちらかの1線使用なのですが、山側の線から出発した場合は写真の様に出発して直ぐにダブルクロスを渡ることになります。
この日は少し雲が掛かっていますが、2両目のパンタグタフのあたりに覗いているのは比良山です。

2020.9.14