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大阪城公園 - 京橋(大阪環状線)



新緑の美しい季節、大阪のシンボル大阪城と、この新緑に相応しい323系電車を組み合わせてみました。 ステンレス車体は今一つ写真映えしないのですが、323系の場合はオレンジのカラーシートが良いアクセントになってくれます。 
流れている川は寝屋川で、左手には森ノ宮電車区があります。
私が子供の頃、このあたりは第二次世界大戦の終戦直前に大空襲を受けた大阪砲兵工廠の残骸で一面錆色の世界だったのですが、今はOBPや整備された公園など、大阪でも指折りの洒落たオフィス街になりました。

2017.4.30

桜ノ宮 - 天満1(大阪環状線)



桜ノ宮というぐらいなので当然かも知れませんが、大川沿いの桜は見事です。 写真を撮っている場所は「源八橋」という所ですが、この橋の上流側も下流側も見事な桜並木が続きます。 
粘っても103、201、221、223系しか来ませんので、早々に切り上げてお花見をした方が良さそうです。

2008.4.5

桜ノ宮 - 天満2(大阪環状線)



桜ノ宮 - 天満1の写真からちょうど9年目、 今年は例年より開花が遅く漸く五分咲き程度でおまけに生憎の花曇りだったのですが、この先雨の日が続きそうなのでニューフェイス323系の初乗りを兼ねてやってきました。 
いよいよ終焉を迎えつつある国鉄時代の103系、201系も名残惜しいですが、昨年あたりから導入された駅などを含めた環状線のデザインコンセプトに合わせた323系は中々洗練されていて、JR西日本の新しい通勤電車のスタンダードになってくれるでしょう。
明るく快適な323系の車窓から見る大川の桜も良いものです。

2017.4.5

天王寺 - 新今宮(大阪環状線)



以前から大阪のシンボルの一つ、通天閣を取り入れた写真を撮りたいと思っていたのですが、この日、偶々天王寺駅前の円形の歩道橋を歩いていてこんな場所を見つけました。幅員がかなりあるとはいえ歩道橋の上なので三脚の使用などは多少憚られますが、隅っこに立っての撮影ぐらいなら許容範囲かと思います。
偶々・・・だったので光線具合も余り良くなく、列車のダイヤも全く見ていなかったのですが、カメラを構えていたら運よく外回り大阪方面行の283系くろしおと、JR難波(旧湊町)から関西線に入る201系が眼前ですれ違ってくれました。

2023.7.21

JR淡路 - 城北公園通(おおさか東線)



2019年3月16日、新大阪~放出が追加開業したおおさか東線は、ほぼ全線が工場や住宅の立ち並ぶ市街地を走る高架線で、防音壁に囲まれいるため駅以外での撮影は困難ですが、唯一淀川を渡河する赤川橋梁の付近では車窓から広々とした景観が望めます。
真新しい構造物が多い同線ですが、この鉄橋は以前は複線分ある橋梁の単線分が鉄道、残りが歩道として使われていた1929年製のもので、汚れた塗装がその年月を示しています。

2019.3.18

河内磐船 - 津田(学研都市線)



私は高校時代までは寝屋川市に住んでいて、片町線(今は学研都市線なんてしゃれた名前ですが)の沿線にある学校に通っていました。 当時は四条畷より東は単線で、長尾からはなんと気動車がのどかに走っていましたが、今は沿線はすっかり宅地化されて、飯盛山や交野山の麓をのびのび走る様子を見ることが出来る場所は少なくなりました。
田圃の真ん中にご覧のように木が茂っている場所があって多少うるさいですが、とりあえずこのあたりで昔の面影を偲べる場所ということでご覧下さい。

2009.8.14

河内堅上 - 三郷1(関西線)



ここは奈良県の境界まで100mも無い大阪府の東端、生駒山系の南を迂回して流れる大和川に掛かる橋梁です。
関西線沿線は、大阪府下は隣の高井田駅まで雑多な市街地が続きますが、高井田から河内堅上、三郷の間は大和川を何度も橋梁で渡ったりトンネルを抜ける、ちょっとした渓谷沿いの景色が楽しめます。この一風変わった鉄橋は第4大和川橋梁で鉄道ジャーナルの518号に詳しく紹介されていました。
撮影は亀の瀬といわれる場所で、駅から徒歩20分強、写真は平城遷都1300年の奈良ディスティネーションキャンペーンにあわせて臨時運転された381系特急まほろば号です。
「まほろば」は倭建命(やまとたけるのみこと)の「やまとは 国のまほろば たたなづく 青垣 山ごもれる やまとしうるわし」に因んでいて、「良い所」といった意味があります。

2010.5.4

河内堅上 - 三郷2(関西線)



201系もそろそろ終焉が迫ってきたので久し振りに河内堅上まで出掛けてきました。 103系が無くなった今、この区間で見られるのは基本的には大和路快速の221系と普通列車の201系、それにおおさか東線からの直通快速321系が全てです。
ところで亀の瀬と呼ばれるこの付近は有名な地滑り地帯で、開業時、大和川右岸を通っていた線路は亀の瀬隧道を含めて地滑りにより崩壊し、その後写真の鉄橋で大和川を渡って大和川左岸を通る線路に付け替えられました。 地滑り対策により約10年前に河内堅上-三郷1の写真を撮影した道路橋やそこに向かう道路は現在は撤去されてしまい、カメラアングルが高い位置からに変更になっています。 (地滑りにより崩壊した亀の瀬隧道についてはこちらをご覧ください)

2021.9.23

法隆寺 - 王寺(関西線)



221系大和路快速が渡っているのは大和川に架かる鉄橋で、その向こう側は斑鳩の里、右手奥の山裾には法隆寺があります。 大和川はこの先左(西)に曲がって直ぐに生駒山東側を北から南に流れてきた竜田川と合流します。 「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは)からくれなゐに 水くくるとは」 〈在原業平〉の世界ですね。 因みにこの近鉄生駒線の写真の場所はここから直線距離で5km程です。
河原を埋め尽くす背の高い枯れた雑草がいささか目障りだったのですが、新緑と黄色い花もこの季節だけなのでこればかりは仕方ないですね。

2018.4.22

京都 - 東福寺(奈良線)



伏見稲荷、宇治そして奈良と外国人観光客にも人気の観光地があって混雑している奈良線ですが、少しずつ複線化が進んで京都駅と東福寺の間に渡る鴨川にも新幹線の様に立派な複線トラス橋が架かっています。 トラス橋は支柱が邪魔であまり鉄道写真向きではありませんが、ここの場合は斜材の間隔が割と大きくてなんとか鴨川沿いの見事な桜並木と電車の「顔」を一緒に撮影することが出来ました。
ここで撮影していると、後ろの新幹線やさらに先の東海道線の列車も気になるのですが、新幹線の巨大な防音囲いのせいで、撮影はいささかむずかしそうです。

2018.3.30

桃山 - 六地蔵(奈良線)



奈良線というと宇治辺りまでは京都市南部の住宅密集地をトロトロ走る(失礼!)というイメージだったのですが、伏見桃山陵を回り込んで桃山から六地蔵に向かうあたりは南側を山科川に挟まれて、切通しや築堤など、実際は思いの他変化に富んだ地形の中を走ります。 このように滋賀・京都県境の山を遠望できるような写真が撮れるというのは新たな発見でした。
左手は京都橘中学・高校の校庭に咲いた満開の桜で、この日は部活でしょうか、ブラスバンド演奏の練習を聞きながらの撮影となりました。

2016.4.5

三雲 - 甲西(草津線)



今の草津線は普通列車のみ運転されるJR琵琶湖線のフィーダー的存在ですが、早くも1895年には関西鉄道により名古屋まで直通する鉄道として建設された長い歴史があり、産業史的に見るべきものが散在しています。 
この路線に特徴的な景観である天井川をくぐる短いトンネルもその一つで、かつては甲西から三雲にかけて家棟川、由良谷川、大砂(沙)川の三河川に存在しましたが、河川改修等により写真の大砂川トンネルのみ現存しています。
残念ながらこの日の113系は緑一色塗装の編成のみでしたが、ちょうどコスモスが満開で彩を添えてくれました。

2014.10.15

貴生川 - 三雲1(草津線)



草津線は草津から石部、手原あたりまでは工場や物流倉庫が目立ちますが、甲西を過ぎると田畑も増え、貴生川から1km程三雲寄りのこの地点も、山と野洲川の支流となる杣川に挟まれた場所に水田が広がります。 滋賀県は比較的田植えも稲刈りも早い所が多く、この日もコンバインが写っているようになんとか稲刈りに間に合いました。
昼間時間帯に草津線を走行する車両は4連の221系と緑一色の113系がメインですが、この日は運良く残り少なくなったJRカラーの113系N40更新車が走っていました。
尚、写真では黄色い高さ制限の門型柱しか見えていませんが、奥の切り通しの手前に関西鉄道として開業した時に出来た同社の社紋の残る煉瓦造りの国分橋梁があり、同じく煉瓦造りの新道橋梁もすぐ近くにありますので、訪問の際には明治の時代の意匠をこらした構造物もぜひご覧下さい。

2015.9.5

貴生川 - 三雲2 (草津線)



草津から貴生川に向かう草津線電車は貴生川駅直前で杣川の鉄橋を渡ります。 鉄橋の南側の杣川河川敷が運動公園になっていて、その運動公園横の堤防に桜の並木があります。 撮影した2023年は滋賀県でも例年より一週間ほど桜の開花が早かったのですが、川風が冷たいのかこの場所ではまだ五分咲き程度、ちょっと早かったようです。
一方で113系は撮影日翌々日の4月1日がラストランだったようで、最後の桜+113系の一枚を撮影することができました。

2023.3.30

手原 - 石部 (草津線)



五月晴れを絵に描いたような一日、手原駅から旧東海道を1.5km程石部方向に歩いて三上山バックの草津線の撮影をしてきました。 このあたりは二毛作の農地もあるようで、水鏡になった田圃の奥は麦の穂が収穫の時期に近づいていました。 農作業をする方たちの軽トラックが線路脇に何台か停車していますが、これはこれで春の風景ですね。

2023.5.10

巻向 - 三輪(桜井線)



桜井線は山野辺の道など、古の香りがする地域を走るローカル線ですが、車両の魅力が乏しいのと、これといった撮影スポットもなくて、中々足が向かない路線の一つでした。 
晩秋の南大和路の雰囲気を求めて出かけたのですが、大神(おおみわ)神社のご神体である正面の三輪山は紅葉している木が期待したほど多く無く、右手には錆びたトタン張りの倉庫、線路の手前側には草木が生い茂っているという状況で、ようやく画面左の柿の実と手前の苅田だけが秋らしい写真となりました。

2015.11.21

三輪 - 桜井(桜井線)



真新しい227系に置き換えられて新しい魅力が出来た桜井線の初瀬川橋梁での撮影です。 初瀬川というのは大和川の上流の名称で、雰囲気的にはこのあたりが境目といったところでしょうか。
写真左手が北の方角で三輪方面になりますが、この辺り宅地化が進んでいる一方で、桜並木の右手には大和朝倉方面に伸びる県道105号線の高架道路が走り、おまけに川の上を跨ぐ目障りな電話線まであるというちょっと苦しい状況下、なんとか満開の桜並木を入れた列車風景の切り取りが出来ました。 

2022.4.2

御所 - 玉手1(和歌山線)



和歌山線の乗り鉄を楽しんでいた時に、和歌山行きが御所(ごせ)を出て直ぐ、線路の西側に桜並木があることを発見したので、改めて桜の季節に行ってみました。 JRまたは近鉄の御所駅から南東に500mも行くと柳田川という葛城川の支流に沿って見事な桜並木があります。 それ程メジャーな場所ではないので人出も少なく、落ち着いて桜を楽しめると同時に、一時間に一往復、列車の撮影も出来る訳です。
写真の列車は高田方面に向かっており、桜並木はちょうどこの列車の向かう方角が見事なのですが、建物などが写りこむので、半逆光で山を背景にしているところを撮影しています。平城遷都1300年の旅万葉のラッピング電車を期待したのですが、残念ながらこの日は一般車でした。

2010.4.3

御所 - 玉手2(和歌山線)



12年ぶりに和歌山線の御所を訪問してみました。 御所 - 玉手1の場所の桜はすっかり成長して見事な枝ぶりになっていたのですが、線路のある側の土手が背の高い雑草や雑木で埋め尽くされてしまい、今回は少し南側の葛城川を渡る橋梁で葛城山を背景にした写真を撮ることにしました。 ここは下路ガーターで、足廻りが隠れてしまうのが残念ですが、桜は満開でした。
前回クリームと赤帯に塗装されていた105系はその後巻向 - 三輪の写真にある青一色に塗り替えられて個人的には大いにがっかりしていたのですが、2019年から順次最新鋭の227系に置換えられ、和歌山線・桜井線独自の窓廻りの緑が良く似合っていて、この路線の新しい魅力になりました。

2022.4.2

三田 - 道場(福知山線)



三田の駅から道場方向へ徒歩で25分くらい、下田中というあたりでの撮影です。 三田駅の東はまだ水田が広がりますが、それもこのあたりまでで、ここから道場に向かっては武庫川沿いの崖に沿った線路が続きます。
この日は今までの183系、新型287系と、新車の数が出揃うまでのピンチヒッター381系と3種の特急「こうのとり」が撮影できました。 写真の様にゴールデンウィークらしくもない肌寒い曇り空だったのですが、幸運にも列車通過時には日が差して、名残の八重桜(?)とのショットが撮影できました。

2011.4.29

船岡 - 日吉(山陰線)



このあたりは霧が多く、撮影日も濃霧でどうなることかと思いましたが、ご覧のように撮影時間には霧もすっかり晴れて素晴らしい紅葉を楽しむことができました。
船岡駅近辺は園部側は田園風景、日吉側は川と絡めた写真が撮影できます。 写真の場所は駅から10分足らずで到達できる上に、川原にも簡単に降りることが出来、広角レンズを使えばワンスパンのトラス桁と列車を真横から撮影することも出来ます。

2010.11.21

山家 - 綾部(山陰線)



山陰線というとDF50やDD54!に引かれた客車列車がのんびり田園風景の中を走る などというのはもう何十年も前の話で、ローカルは今は京都~園部までは主力は221系、その園部以遠も223系の進出ですっかり近代化されました。
ただ、特急のほうは未だに485改造の183系の天下で、KTRから乗り入れるタンゴディスカバリーを除けば、まだまだ国鉄時代の古豪が気を吐いています。

2008.8.17

勢浜 - 小浜(小浜線)



ここは勢浜と小浜のちょうど中間あたり、小浜線で海を背景にしたスポットとしてネットなどでも時々紹介されている場所です。 ネットにばかり頼ってはいけないとは思いますが、あまり土地勘のない場所に初めて行くときは、やはりネットの情報は参考になります。
車両のバリエーションが無いのが残念な小浜線ですが、ここでは鉄道+田植えの終わった水鏡の水田、青空に青い海というベストな組合わせが楽しめます。 線路の向こう側には国道27号線が走っていて、大きなトラックなどが通ると写り込んでしまうのですが、いつもの神様のご加護で今回は余計なものの写らないすっきりした写真が撮影できました。

2020.5.28