1回目耕運は堆肥・石灰散布浅鋤 3月終了。 2回目耕運は深越し。 次は5月に梅雨対策として、耕運〜畝立てをして梅雨期の播種に備える耕運であ る。 そうして6月の播種に、畝崩し〜播種機稼働とする。 耕運6回稼働の土作りを狙う。収穫大を狙う樂農庵。 |
天候に恵まれたトラクター研修の卒業試験日。 『ひとり』で苦土石灰の段通り。格納庫から圃場へ移動。散布機に苦土石灰を計量して投入。 L形圃場でのイメージ耕運に・・・しばし佇む。 イメージが成ったのか、いざ出陣。 10日間 8ha の耕運を研修してきた若人。 うん・やれる!出来る・出来る!! 70点。 先走り耕運なら100点だ! これで俺の戦略耕運案も完成する。 安堵した樂農庵が居た。 |
11月に入社した新スタッフのトラクター研修。 緊張して・・・それでも真剣に取り組む姿に期待と若さ への羨望を感じた一日であった。 1ヵ月の習得を目途に 『安全 正確 迅速』を叩き込む。 |
京都市内へ出掛ける。 『未知普請』をされている方との面談である。 発想力豊かで・気品があって・行動力に富んで・印象に残る御仁に感銘残る也。 |
待っていた土壌分析結果が届く。 堆肥 苦土石灰を散布し終えて、播種の6月までに5回の耕運 砕土で土作りを行う。 この土壌分析で肥料を勘案して、原価の計算や収量の予算に反映す。 大まかな準備は出来た。 春よ来い。あと1ヵ月を切った。 |
出来た・出来た・完成! 昨秋より練っていた側面葉取り機を完成した。 構想は即成ったが、材料(古鉄)を探すのにかなりの日にちを 要した。原理は簡単なれど、何せ古い古い剪定機械を使用して いるから・・・稼働継続が不安なれど、とにかく完成である。 使用は11月・・・・早く試用してみたい。60年前の遠足前夜気分 を思い出している樂農庵。 |
圃場排水は重要な作業である。毎年19haの額縁排水に要する期間は1ヵ月。費用は 60万円を掛ける。中山間地域の宿命とも言うべき排水作業である。 自慢は、建設業者に引けを取らない重機技術者が当社には揃っている。マルチ技術者也。 |
1ヵ月遅れの堆肥散布。黒大豆には重要な肥料である。 2月の雨天続きの中 決断す。 この後1回目の耕運、4月 5月2回 そして播種時に2回の 耕運。計5回の耕運で土作りを行う。 黒大豆・枝豆11,7haの 『未知への挑戦』 いよいよ開始 である。 |
12月・ 1月直売所で予想もしなかったヒット商品に。『黒大豆選別屑』である。 手選別時に撥ねた脱皮豆 傷豆 皺豆 割れ豆 割皮 虫食い豆である。 この屑が『旨い・美味い』 生まれ変わって加工品になる。 フト 『俺に似ているな 』 とよぎる。 直売所では『黒大豆味噌用』としてヒットしていたが、1月過ぎて陰り始める。 味噌仕込みは2月定例に因るらしい。 そこへ過日の情報当人からTELが入り訪問す。 加工会社の社長と意気投合し、5年産は無償提供して6年産からのの取引を約して車中へ。 情報を頂いた方への謝意も現わさなければ・・・。 技師への恩返しもちょっぴり出来たし・・・。 過日の後味の悪さは吹っ飛んで、すがしい気分の帰路だった。 |
樂農庵の黒大豆選別は、1回目色彩選別機 2回目の手選粗選別と3回目の手選細目選別である。 手選別で撥ねた黒大豆は2回目終了で一般的に味噌やきな粉等の加工用に使用されるという。 我が樂農庵の加工用黒大豆は、3回目の手選りで残った細目選別品なのである。 余談だが、同業者からは『良品で充分いけるのに勿体ない』とか、奈良県吉野在住の方から『わしは年中黒豆を煮 とる。あんたとこの味噌用は安くて皮もめくれへん。10袋(500g入り)を送ってほしい』。 俺は妻に 『2回目の手選で販売すればいいじゃないか』 って言うのだが、見てくれも大事にしないと・・・クズでお金を 頂くのだからやっぱり綺麗なのを揃えて買ってもらいたい と言って聴かない頑固な妻である。 味噌業者から加工品を探しているとの情報が入る。 量も判らないのでTELをしてもらってくださいと応える。 聴けば元普及センター出身で俺が世話になった技師の実家という。 金額云々じゃなく、恩返しの意味でも俺は無償提供する心算だったのだが・・・ TELは入らなかった。 後味の悪い結末・・・だった。 |
2024年 今年の挑戦は6.4haの大規模栽培である。 昨年の2.2haから経験したノウハウはメモ書き多数で、整理を終えて正月1日より実行計画と予算書に取り組み 1月5日仕上げた。課題は刈取と乾燥そして手選別にあり、1,260万の栽培原価となる。大半が労務費である。 どう攻略するか?考えろ 考えろ 樂農庵。 |