※訪問下さりありがたう御座います。自作HPの為拙いですがよろしく。

 黒大豆・枝豆 2024         なにせうぞ 
                                くすんで一期は夢よ 
                                       ただ狂へ

12月11日 黒大豆収穫状況

黒大豆の収穫状況は順調とは言えないもどかしさ。


今日現在の既刈取圃場は1.5ha。


播種9haで枝豆流用1ha・獣害圃場は2ha、残るは6haである。


人手不足が要因だ。刈取〜一晩乾燥〜スレッシャー〜粒選機〜色選機〜手選仕上 との思惑が刈取要因不足の


狂っているのが実情である。


春から対策を練って居たシュミレーションは崩れた。


しかし、すっごく光輝く良いこともある。樂農庵2代目候補が入社したことは、俺を至極・至極・豊かにしてくれる。


旧来のスタッフとも溶け合い、人員不足を補い・率先して刈取選別にと精を出す。誠に以て2代目登場かな。


気候変動を受けながらも、市況に比較してダントツの優等生ではないかと思われる収穫現況也。


ただし、降雪までにどれだけ刈取れるのか・・・・気になる樂農庵。


20a用乾燥機導入に懸けた投資は270万也。償却できるか否か気になる樂農庵。


褌をキリリと締める樂農庵。


人員不足3人分を何とか踏ん張ってくれる我がスタッフ・心強し我がスタッフ・ありがたう我がスタッフ。感謝なり!!



12月4日 種菓様無農薬専用農場刈取来場


 

『斗六や』4代目の種菓無農薬専用農場へスタッフを連れてやって来た。

刈取ハサミで エイッ!ウンッ!!ヤッ!!って奮闘。笑いの渦にも、百姓の苦労


知って戴き感激す。俺は4代目が大好きである。4代目は、現場スタッフとも積極的

に言葉を交わして感謝を表そうとする。生産現場を理解しようとする。

すべての言葉・行動に 『種』が根幹に在る』 考えなのだろう。

百姓が種をまき〜耕作し〜生産物を作り出す。種無くして生産物無し・生産物無く


て販売物無し。つまり、百姓無くして販売店は立ち行かぬ・・・そんな考え方に

俺は共鳴する。 お疲れ様でした。 黒大豆注文ありがたう御座います。


11月28日 黒大豆乾燥〜脱穀開始


 


20aの乾燥庫から一晩℃30で水分比16%に仕上り、い


いよ脱穀開始。

・・・・今年の黒豆は莢の中味は皺の多い豆に泣かさ


る。商品価値のある黒豆は40s/10aか。

それでも他社に比べれば今年の出来は『良』らしい。

黒豆といい・小豆といい、散々な豆凶作である。

樂農庵が迎える試練なのか?

崖っぷちに立てば燃えて・燃えて・血脇肉躍らせる俺


見える


11月5日 選別スタッフの意識革命


 

小豆に加えて黒大豆の選別量が増えることを想定して、従来の3倍の面積(160
u)

倉庫へ引越し完了。9年前に建築した想いでの第1作業場である。

パレットの移動にフォークリフトも安全に稼働出来て大満足。

このステージではスタッフに衛生的意識改革を求める。

7か月間の耕作物から、乾燥〜選別をして『食料商品取り扱い』の意識を高めよう

とミーティングを重ねている。 いよいよ刈取が待って居る。


10月11日 乾燥庫設置


 

来た来た来た〜ッ!

黒大豆乾燥庫20a用である。

刈取り投入はいつになるか?

血沸き肉躍る樂農庵が居る。


9月30日 第二乾燥施設完成


 

ついに完成した施設!

丹波本黒黒大豆と瑞穂大納言小豆の乾燥施設である。

近々黒大豆の乾燥庫20aが納入され、1,700万の投資。

投資とは儲けるための資金投入也。

命と財産懸けてヤル気漲る樂農庵也!  



9月18日 枝豆出荷開始
 

今年もいよいよ枝豆出荷開始。

予定より9日遅れである。高温 高温・2番花より上の莢が膨らまない。

特に、盆以降朝晩の気温が下がらないのが影響していると診る。

同業者の声も悲痛である。

給水作業を真面目にやった我が圃場でも9日遅れで出荷得来たのは『よし』としよう。

同業者は3週間遅れの出荷状況で、稼働期間は1週間と聴く。


8月11日 黒大豆順調
 

獣害の可能性大を承知で播種したが、今のところ安泰
也。

来年度には金網設置の補助金を当てにしている。

収穫までモツかどうか?



8月9日 第3作業場基礎完成


 



小豆播種に追われて、自社施工の土木工事が遅れて

いたが2日遅れの基礎完成に漕ぎつけた。

路面舗装は19日・20日で仕上げる予定。

22日には足場組が始まり、今月末には上棟を向かえ


予定。



6月19日 樂農庵の黒大豆ベルン行きか?


 

先日来スイスベルンへ輸出の話があり、今日関係者来訪。黒大豆の圃場が見たいと

聴き案内する。未だ双葉の圃場や2葉の状況を見て感激の様子。

来訪者の美人は写真を撮りまくり。

サンプルが欲しいと云う事で2種類進呈す。

嗚呼!丹波が世界へ・黒大豆が世界へ・樂農庵が世界へ・・・ 

    なにせうぞ くすんで一期は夢よ ただ狂へ

やる気漲り褌締める樂農庵。


6月6日 黒大豆12ha播種開始
 

雨天予想外れの計画2日遅れの黒大豆播種開始す。

しかし遅延2日の中味は、誇るべきスタッフの奮闘であった。

麦刈準備の草刈り・小豆梅雨対策の草刈り等、スタッフは精力的に工程をすべて

消化してくれた。2週間で19haの圃場をすべて・すべて・すべて草を刈り取ってくれ
た。

リモコン草刈り機を駆使して・スパイダモアをフル稼働して・仮払い機で汗に汗して、

雨天にもめげずに計画工程を前倒しの連日で大いに奮闘してくれた。感謝・感謝の

奮闘であった。

スタッフの提案で、播種畝が乾かない瞬時に除草剤散布という画期的な方法の

提案を受けて実証してみた。

ズバリ的中也!

梅雨対策の畝崩し耕運〜6回目の耕運施肥播種〜除草剤撒布〜畝間谷間繋耕運

という一連の播種当日の流れが完成した、樂農庵大規模経営の金字塔に成るので

はないか!大いなる播種日の・樂農庵の改革達成日となった。

今日から黒大豆の播種12haを月末まで続けることになる。

黒大豆12haの挑戦が始まり、血沸き肉躍る樂農庵が居る。



5月25日 第1弾枝豆播種


 

いよいよ枝豆播種開始。

畝高と谷間の土被り用残量の調整でスタート2時間遅れ。

40a終了。次回は6月4日80aを計画。

天候に恵まれて最高のスタートを切ることが出来た。


5月17日  梅雨対策12ha畝立て完了


 



昨年の梅雨入りは2週間早く、今年は昨年

の教訓を活かして梅雨対策の畝立て作業


20日目途に行った。

今日が最終日、12haの耕運〜畝立てを終

えることが出来た。今年4回目の耕運であ

る。

スタッフには休日も与えられず、雨天も作


を強いて心苦しいが、6月4日(黒大豆播種

開始)までに12haの草刈りを仕上げなけれ

ばならない。準備最後の仕上げがまだまだ

残っている樂農庵である。

若いスタッフは充分に頑張ってくれている。

感謝。



4月10日 2回目耕運開始



 

1回目耕運は堆肥・石灰散布浅鋤 3月終了。

2回目耕運は深越し。

次は5月に梅雨対策として、耕運〜畝立てをして梅雨期の播種に備える耕運であ
る。

そうして6月の播種に、畝崩し〜播種機稼働とする。

耕運6回稼働の土作りを狙う。収穫大を狙う樂農庵。


3月19日  新スタッフの卒業試験


 

天候に恵まれたトラクター研修の卒業試験日。

『ひとり』で苦土石灰の段通り。格納庫から圃場へ移動。散布機に苦土石灰を計量して投
入。

L形圃場でのイメージ耕運に・・・しばし佇む。 イメージが成ったのか、いざ出陣。

10日間 8ha の耕運を研修してきた若人。

うん・やれる!出来る・出来る!! 70点。 先走り耕運なら100点だ!

これで俺の戦略耕運案も完成する。 安堵した樂農庵が居た。


3月3日  新加入スタッフ研修


 



11月に入社した新スタッフのトラクター研修。

緊張して・・・それでも真剣に取り組む姿に期待と若さ

への羨望を感じた一日であった。

1ヵ月の習得を目途に 『安全 正確 迅速』を叩き込む。


3月6日  京の都へ

京都市内へ出掛ける。


『未知普請』をされている方との面談である。


発想力豊かで・気品があって・行動力に富んで・印象に残る御仁に感銘残る也。


3月4日  土壌分析


 

待っていた土壌分析結果が届く。

堆肥 苦土石灰を散布し終えて、播種の6月までに5回の耕運 砕土で土作りを行う。

この土壌分析で肥料を勘案して、原価の計算や収量の予算に反映す。

大まかな準備は出来た。 春よ来い。あと1ヵ月を切った。


3月3日  自作新兵器
  出来た・出来た・完成!

昨秋より練っていた側面葉取り機を完成した。

構想は即成ったが、材料(古鉄)を探すのにかなりの日にちを

要した。原理は簡単なれど、何せ古い古い剪定機械を使用し


いるから・・・稼働継続が不安なれど、とにかく完成である。

使用は11月・・・・早く試用してみたい。60年前の遠足前夜気分

を思い出している樂農庵。


3月1日  額縁掘削


 
圃場排水は重要な作業である。毎年19haの額縁排水に要する期間は1ヵ月。費用は

60万円を掛ける。中山間地域の宿命とも言うべき排水作業である。

自慢は、建設業者に引けを取らない重機技術者が当社には揃っている。マルチ技術者也。

2月10日  9月以降効果向けて


 



1ヵ月遅れの堆肥散布。黒大豆には重要な肥料である。

2月の雨天続きの中 決断す。

この後1回目の耕運、4月 5月2回 そして播種時に2回の

耕運。計5回の耕運で土作りを行う。

黒大豆・枝豆11,7haの 『未知への挑戦』 いよいよ開始

である。



2月6日  屑・・・似ている

12月・ 1月直売所で予想もしなかったヒット商品に。『黒大豆選別屑』である。 手選別時に撥ねた脱皮豆 傷豆 


皺豆 割れ豆  割皮 虫食い豆である。


この屑が『旨い・美味い』 生まれ変わって加工品になる。  フト 『俺に似ているな 』 とよぎる。 

              

直売所では『黒大豆味噌用』としてヒットしていたが、1月過ぎて陰り始める。 


味噌仕込みは2月定例に因るらしい。


そこへ過日の情報当人からTELが入り訪問す。


加工会社の社長と意気投合し、5年産は無償提供して6年産からのの取引を約して車中へ。


情報を頂いた方への謝意も現わさなければ・・・。   技師への恩返しもちょっぴり出来たし・・・。


過日の後味の悪さは吹っ飛んで、すがしい気分の帰路だった。


1月29日  黒大豆加工用

樂農庵の黒大豆選別は、1回目色彩選別機 2回目の手選粗選別と3回目の手選細目選別である。


手選別で撥ねた黒大豆は2回目終了で一般的に味噌やきな粉等の加工用に使用されるという。


我が樂農庵の加工用黒大豆は、3回目の手選りで残った細目選別品なのである。


余談だが、同業者からは『良品で充分いけるのに勿体ない』とか、奈良県吉野在住の方から『わしは年中黒豆を煮


とる。あんたとこの味噌用は安くて皮もめくれへん。10袋(500g入り)を送ってほしい』。


俺は妻に 『2回目の手選で販売すればいいじゃないか』 って言うのだが、見てくれも大事にしないと・・・クズでお金


頂くのだからやっぱり綺麗なのを揃えて買ってもらいたい と言って聴かない頑固な妻である。


味噌業者から加工品を探しているとの情報が入る。 量も判らないのでTELをしてもらってくださいと応える。


聴けば元普及センター出身で俺が世話になった技師の実家という。


金額云々じゃなく、恩返しの意味でも俺は無償提供する心算だったのだが・・・ TELは入らなかった。


後味の悪い結末・・・だった。


1月23日  土壌診断


 
今年もいよいよ土壌診断の時期である。

土壌診断を発注して、19項目の分析結果により、肥料種類・比率を考慮し散布準備に掛

かるのである。

就農3年目までは、分析結果の見方さえも解らず普及センターへ教えを乞いに行ったのを

思い出す。昨年黒大豆の大不作(高温少雨)にも拘わらず、樂農庵は100s/10aとい

う結果が出せたのも土壌診断に因るところ大だった・・・かも知れない。

今年は6.4haという 『とてつもない』 挑戦に震えが来るほど 燃える樂農庵である。

令和6年1月5日

2024年 今年の挑戦は6.4haの大規模栽培である。


昨年の2.2haから経験したノウハウはメモ書き多数で、整理を終えて正月1日より実行計画と予算書に取り組み


1月5日仕上げた。課題は刈取と乾燥そして手選別にあり、1,260万の栽培原価となる。大半が労務費である。


どう攻略するか?考えろ 考えろ 樂農庵。