※訪問下さりありがたう御座います。自作HPの為拙いですがよろしく。

 黒大豆・枝豆 2025       なにせうぞ 
                                くすんで一期は夢よ 
                                       ただ狂へ       

2月13日 ヘヤリーベッチ
 
緑肥のことである。

2月7日午後より実証実験報告会にスタッフと共に出席した。

第一印象は 『こんな栽培方法が本当に有るの???』

聞き入る次第に真剣に為って来た。

除草抑制効果あり!害虫抑制効果あり!環境負荷低減活動にも活かされる!

『ホンマかいなぁ』 ???これって東京農工大名誉教授や京都府生物資源研究

センター・京都府普及センター技師の実証実験報告なんだよなぁ。

疑心暗鬼のまま・・・一晩中脳裏にこびり付いて眠れなかった。

ヘヤリベッチ ヘヤリベッチ ヘヤリベッチ ・ ・  ・   ・グ〜グ〜。


2月11日 幕張メッセ出展準備
 

12日から3日間幕張メッセ出展準備に我が精鋭2名を早


JR駅まで送る。空には粉雪が舞っていた。

両名ともトランクにリュック姿。

道中では、心細そうな彼らを垣間見た。

『幕張の目的は丹波をアピールする事。日本一の黒大
豆・

瑞穂大納言小豆が存在する事を関東にPRすることだ。

商談成果は期待していない。』 とお浚い講義。

16:00、明日から開催される幕張メッセでの準備が整った


画像が送られてきた。

俺のイメージ通り以上の配置に満足す。

画像の表情には大満足 『案ずるより産むが如し』その

ものの表情に安堵す。男気で真面目な彼は緊張するの


欠点なので気にして居たが・・・安堵 安堵也。

大いに楽しむんだぞ! ご苦労様。



1月28日 みどり戦略スタート


 



今年の黒大豆がスタートとした。11haの圃場に堆肥
散布

開始す。

『みどりの食料システム戦略』(環境負荷低減型農
業)の

認定を取得せよと京都府から来社せり。

認定を取らなくても当社は以前から取り組んでいるこ


だが、奨められるままに申請へと判断する。

土壌に撒いた堆肥の色を見ていると春からの繁忙に

血沸き肉躍る樂農庵である。


1月11日 今年の黒大豆計画書完成

   昨年の反省と経験を基に収量を選別後40%と加工用に細かく計上し、収入計画24,800,000円。

    肥料 農薬 人件費 間接経費計14,300,000円。目標粗利益10,500,000円。

    温暖化の天候に対処するため圃場は 半日蔭 湿地に5割を割き、陽当たり良好な圃場を2条植え5割に充てる。

    播種日程も遅らせていく事も考えている。

    10aのビニールハウスも有効利用として、現在黒大豆用稲木設備であるが潅水設備のハウス内で枝豆栽培の

      早期出荷を計る実験計画。

    11月に稲木を復活させて黒大豆の乾燥用に使用する。

    何れも良好な潅水状況の圃場を選んで選定したのが9.4haである。

    枝豆についての反省は、選別作業員不足で出荷が追い付かなかった点が上げられよう。

    本年のテーマは枝豆選別要員2名増加と、黒大豆刈取要員3名の増員を図らなければ計画に暗雲漂うか。

    いつもの事ながら 褌を締めて掛かる 樂農庵。
ただ狂へ

令和6年12月 総  括
   
今年の黒大豆市況は昨年の不作を凌いで『凶作』と位置づけられている。 

   
枝豆時期から予測されていた状況に、初秋の高温がたたり悲惨な現状を耳にする。道の駅出荷業者は半減以上

    ギブアップ。店頭には黒豆も小豆も 寒々とした陳列棚が年末を堤していた。

    樂農庵の黒大豆も例外ではなかったが・・・隣通しの圃場では片や豊作なのに片やまったく莢を着けない全滅

      状態が。 そんな全滅圃場がトータルで140aもあり、害虫被害としか考えられない。12月入ってからの刈取寸前

      獣害が170aと。 これは痛かった・ショックだった。

    さらに、欠株50%圃場約200aということも反省材料となる。

   今年の黒大豆圃場を900aに挑戦したことは、目的を外れながらの結果的には『大成功』と言えるのではなかろか。

   はたまた幸運だったのか?  


   しかし幸運を呼び込むのも 『直向きな 挑戦魂』 であり、『負けず魂』 に訪れてくれる 【運】 という奴であろう。