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黒大豆・枝豆
黒大豆・枝豆 2023
黒大豆・枝豆 2024
黒大豆・枝豆 2025
瑞穂大納言小豆
瑞穂大納言小豆~2024
瑞穂大納言小豆 2025
樂農庵の歩み
第1章~就農
第2章~小豆挑戦
第3章~挫けない・諦めない
第4章~未知普請
第5章~洪水に向かいて
第6章~大いなる革新 黒大豆
第7章~黒大豆未知普請
令和7年の決意
第8章~未知普請パート2
而今
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瑞穂大納言小豆
瑞穂大納言小豆
瑞穂大納言小豆~2024
なにせうぞ
くすんで一期は夢よ
ただ狂へ
瑞穂大納言小豆の歴史
1240年前 延暦13年、桓武天皇が京に都を遷された頃まで遡る。
丹波出雲の国馬路豪族が上京の都度宮中へ献上したと伝えられている。
色 艶 風味共に優れ大きく俵形をしており、縦に4段積める俵型小豆。
現在年間の収穫量が少量のため、市場にはほとんど出回らず幻の小豆 とも言われて
いる。
京丹波町瑞穂地区は古くから小豆の栽培が盛んな地域です。
地域農家の努力も有り、瑞穂大納言小豆の種をずっと守り続けてきました。
老舗の和菓子店や料理店が認めるブランド小豆です。
その豊かな風味は、丹波高原に秋から冬にかけて発生する『丹波霧』
の冷却効果によって大粒に甘さが凝縮され生み出されているのです。
そんな
瑞穂大納言小豆は、昭和末期に生産農家500戸 栽培面積65ha
収穫量63tを頂点
に、5年後に51ha さらに5年後に49ha 5年後40ha
5年後16ha 5年後11ha そしてさらに5年後には
10haまで減少したの が平成28年(2016年)です。
原因としては栽培過程の多くが手作業で、夏場の時間や労力が掛かる こと。生産者が減少しているうえに高齢化が進んで
いることが考えられる。
平成26年 危機感を募らせた地元では、JA京都瑞穂支店 京丹波町
JA広域営農センター 京都府農業改良普及センター
京都府農業共済組合 瑞穂農業公社で構成する
『瑞穂地区農業技術者会』が増産に向けて、機械化栽培の
実証実験開始。
平成27年
樂農庵が瑞穂大納言小豆0.4haの栽培に いざ見参。\(^O^)/
平成29年 官公庁機械化実証実験終了。機械化栽培の問題点の改良をすることなく終了す。
令和 3年 樂農庵の瑞穂大納言小豆15ha 生産量15t 市場占有率84%で
地域資源のブランド小豆瑞穂大納言を守り、革新 し続けている。
令和
11月27日 岡山フーズ小豆刈取研修来場
取引先の食品大手がカメラマンを連れて研修にやって
来た。
刈取手順~水分比測定~機械実施操作~乾燥庫へ案
内して選別工程を説明。
販売に於いて生産物の現地研修で生産現状を体験す
るのは賛成大成。
汎用コンバインに独りで乗って 『キャ~キャ~』とよそ見
しながらの操縦。
土を鋤くって泥だらけの豆を脱穀するのではと・・・
ヒヤヒヤする樂農庵が居た。
令和6年12月総括
8月の開花期、可憐な黄色い花が一番花2番花と次々に咲いていた。
9月になると花から莢に成る『がく』という莢の赤ちゃんが消えていた。人間でいう『熱中症』である。
この花期に潅水が必要だったと・・・今思えば悔しい。
梅雨明けか35℃の高温が8月中続いて、そのうえ少雨の天候だった。
例年のお盆を境に朝晩の気温低下を迎えること無く、高温は続き花は咲き続けた。
さらに、10月下旬から11月初旬に莢が最後に膨れ終いを起こす時期なっても『熱中症』の小豆はパワーが無く、成熟しない
で水分比18%という乾燥を迎えることになった。
我が家の豊かな食生活を支える妻の『お富美農園』もニンジンの葉がいつまでも青々と茂っていた。黄色くなり始めたら収穫
なのによく見ると白く可憐な花まで付けているではないか。ニンジンよお前もかと思わずには居られなかった。
今年の酷暑に苦しめられた小豆畑『同志』への思いが滲んだ。
今年の『お富美農園』は始めて尽くしが相次いでじゃがいもが土の中でとろけたり、トマトの着色が止まったり、
キャベツの結球が遅れたり・・・みんな厳しい温暖化の中ででも懸命に生きて居る。
俺の小豆にも『頑張っているね』って巡回時に声を掛けてはいたが・・・。
あの時に潅水をしてやっていたら・・・と思うと・・・・ゴメンネ・ゴメンネ。
『まさか?』小豆に潅水なんて思いもよらなかった・ゴメンネ・ごめんね。
9,000kg収穫予定が4,000kgの結果っとナリニケリ。
ガキ百姓として大いに反省すべき1年であった。